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粋でいなせなIT江戸日記 日立システム 大江戸セキュリティ戯画

第一幕 第三話 『怪傑!セキュアマル』

スケハチ 「相変わらず電子機器の置忘れが多いようだな...。失った情報は数知れず...か」

ゴンスケ 「はぁー忙しい、忙しい」

ヒコザエモン 「ゴンスケさん!ちょっとここ間違っていますよ!」

ゴンスケ 「はーーいっ、ただいまー!」

ゴンスケ 「いやぁ、今日も大忙しだったんだよ~~。飯を食う暇も無かった~」

居酒屋店主 「毎日ご苦労さんだねー」

ゴンスケ 「こうして酒を呑むのが一番の楽しみだなぁ~~」

ゴンスケ 「さあ、帰る時間だ...小便して寝るか...」

スケハチ 「はい...はぁい...」

ゴンスケ 「たいへんだよ!スケハチさぁん」

スケハチ 「いったい、どうしたんですか...?」

ゴンスケ 「私の携帯電算箱が無いんだ!
昨夜居酒屋に置き忘れたと思ったんだけど居酒屋の主人は見ていないと言っているし...
あれがないと、私のクビが飛んでしまうよ!」

スケハチ 「えっ!それは大変だ!...でも、仕事で使ってる携帯電算箱を居酒屋にまで持ちこむというのはどうかしてますよ!」

ゴンスケ 「帰っても仕事をすることが多くてね...。つい...」

セキュアマル 「ワンワン!(ボクに任せてよ!!)」

スケハチ 「よし、セキュアマル、頼んだよ!」

ゴンスケ 「はいはい、......な、なにいぃ!」

悪者 「たまたまあなたの電話番号がこの電算箱に入っていたのでね。
いやあ、この電算箱の中身、越後屋のおいしい情報が詰まっているねぇ!
高く売れるよ。これは。どうだろう?買い戻す気はあるかい?」

ゴンスケ 「ぬぬぬぬ...。悪党め!」

悪者 「あんまり時間はないが、少し考えておくれよ。
だめならだめでこっちは他に売るところはあるんだ」

ゴンスケ 「どうしよう...」

スケハチ 「大丈夫ですよ!ゴンスケさん。セキュアマルは元忍犬で優秀なんですから!」

ドジヒコ 「なんでい、つれないやつだなあ」

セキュアマル 「ワン!」

悪者 「なーに、すぐ金をだすさ。
越後屋の顧客情報がたんまりとこの中に入っているもんな!」

悪者 「なんだぁ、おめえさんは? 変な犬だな~?どこから入ってきたんだぁ?」

悪者 「うるせい!あっちいけ!」

悪者悪者 「ギョエ~~!」

スケハチ 「携帯電算箱は持ち運びが容易な分、情報漏洩の危険度も上がります。
持ち歩くときは細心の注意が必要ですよ。」

ゴンスケ 「はあ...。今後気をつけますよ...。っていっても見つからなきゃ...
お金を払って返してもらうしか...」

スケハチ 「これに懲りて、手段はどうであれ情報を持ち歩く危険性を見直してはいかがでしょうか?」

セキュアマル 「ワン!」

スケハチ 「おや、セキュアマルが帰ってきました」

ゴンスケ 「助かったぁ~! ありがとうセキュアマル!」

ゴンスケ 「はぁ~。今日も大忙しだったなぁ~。ヒック」

居酒屋店主 「ご苦労さんだけど、忘れ物だけはカンベンだよ。」

ゴンスケ 「はい、はい...
もう、こんなところに電算箱なんて持ち込みませんよーだ」

居酒屋店主 「あ、いらっしゃい。めずらしいね」

ヒコザエモン 「おや、ゴンスケさん。こんなところにいたのか。
電算箱がどうしたって?」

ゴンスケ 「あ、あれぇ?そんなこと言ってましたっけ?
ちょ、ちょっと急用を思い出しましたので、わたしはこれで...」

ヒコザエモン 「やれやれ、何を急いでいるのやら...。...おや?」

ゴンスケ 「ふうー、危なかった...。
ヒコザエモンさんがあんなところに来るなんて、珍しいな...」

ヒコザエモン 「おーい!ゴンスケさーん!」

ゴンスケ 「げ!?ばれた?
す、すみませーーん!今度から気をつけまーす!」

ヒコザエモン 「おーい!財布を忘れているよ~!」

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2010年9月30日以前に公開されたコンテンツについては、本文中の社名は当時のもの(日立システムアンドサービス)となっております。