1. 情報セキュリティブログ ホーム
  2. ITスペシャリストに聞く
  3. 武田圭史氏に聞く「イノベーションとセキュリティの両立を目指して」(後編)

武田圭史氏に聞く「イノベーションとセキュリティの両立を目指して」(後編)(1/3)


前編に引き続き、武田圭史氏にお話をお伺いします。後編では、エンドユーザー視点でのセキュリティのポイントや、武田氏個人の今後の取り組みなどについて語っていただきました。

武田圭史氏

武田 圭史(たけだ・けいじ)

1970年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。博士(政策・メディア)。防衛庁・航空自衛隊およびアクセンチュア株式会社勤務の後、カーネギーメロン大学客員教員同日本校教授を経て現在、慶應義塾大学環境情報学部教授。兵庫県参与など官公庁における情報セキュリティ関連委員等就任。情報セキュリティ分野における研究開発・運用・人材育成・コンサルティング等幅広い業務に従事している。

「不要になった自分の情報」の管理が、今後は重要性を増す

★エンドユーザー視点でのセキュリティ対策についてお聞きします。最近のセキュリティ動向なども踏まえて、改めて、エンドユーザーが気をつけたいセキュリティのポイントを教えてください。

そうですね。まず、不要になった情報の管理についてですね。「いらない情報は、捨てるか隔離する」ということです。パソコンに過去の情報をずっと保存したままにしているというのはよくあることだと思いますが、これを定期的に別の媒体にバックアップするなどして、手元にはなるべく今、必要な情報だけを置いておくということが意外と大事です。

★スマートフォンの普及によって、あらゆる情報が集積された端末を持ち運ぶ機会も増えました。

おっしゃる通りです。情報を全部1ヵ所に集めて、それを日頃から持ち歩くのというのは、考えてみると怖いことです。いつまでも、何でもかんでも手元に置いておかないようにするのは大事です。あとは、今はクラウドサービスが普及していますが、色々なサービスを利用して、そのまま忘れて放置してしまい、過去のデータをそこに置きっぱなしというケースも、今後は今まで以上に起こりうるでしょう。文書ファイルや写真、メールといった自分の情報を、どういう風に、ライフサイクルを考えながら管理していくかというのは、なかなか悩ましい問題ではないでしょうか。

関連キーワード:

クラウドサービス

パスワード管理

情報管理

  • IPAが金銭被害に繋がりやすい事案4例を紹介
  • カテゴリートップへ
  • マイクロソフト社がXPのサポート終了後もマルウェア対策ソフトのサポート継続を発表