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2007年2月 5日 セキュリティかるた

【り】 利用者を 欺き侵入 トロイの木馬

利用者を 欺き侵入 トロイの木馬
【り】 利用者を 欺き侵入 トロイの木馬

ホメロスの英雄叙事詩「イリアス」などで語られている、ギリシャ神話上のトロイ(トロイア)戦争。小アジアのトロイとアカイア人の遠征軍が衝突する叙事詩のなかで、トロイを陥落させる決め手となったのが、神の怒りを鎮めるために作り上げたと相手を欺き、大きな木馬の中に兵を忍ばせて敵陣に送りつけた「トロイの木馬」である。

この振る舞いと同じように、自分自身を有益なソフトウエアであるかのように見せかけ、コンピュータを破壊するために仕込まれたウイルスのことを、総称して「トロイの木馬」という。

他のウイルスやワームとの違いは、積極的な感染活動や増殖活動を行わないことだ。感染したユーザーを欺きながら、外部からの不正な侵入経路を開いて、他のコンピュータを攻撃したりファイルの外部流出やデータ消去などを行ったりする。

「トロイの木馬」からコンピュータを守るには、ウイルス対策ソフトウエアを利用して感染を防ぎ、万が一感染した場合は同ソフトウエアで駆除することが大切だ。また、感染しないためには、出処の不明なソフトウエアを安易にインストールしたり開いたりしないことである。現代版トロイの木馬は、インターネット上に公開されている有益なフリーソフトウエアの中に紛れ込んでいる可能性もある。

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