情報セキュリティブログ ホーム > 月イチIT総括 > 2011年5月のIT総括
2011年5月に話題となったIT関連のトピックスにつき、概要と参考URLを記していきます。
マイクロソフトは、5月10日、スカイプを85億ドルで買収することで合意しました。スカイプはP2P技術を利用したIP電話サービスで、今回の買収により、スカイプが「Xbox」をはじめとするマイクロソフトのコンシューマー向け製品や、メッセージ関連サービスなどをサポートすることが明らかになっています。
・(英文)マイクロソフトのプレスリリース
・米マイクロソフト、Skypeを85億ドルで買収することで合意(INTERNET Watch)
グーグルは、5月12日、イベント「Google I/O 2011」の中で、オープンソースの新OS「Chrome OS」を搭載したノートパソコン2機種を近日発売予定と発表しました。
高速での起動や高いセキュリティ、長寿命バッテリーや自動アップデートによる最新のバージョン維持といったスマートフォンやタブレット端末が備えていた特徴をノートPCでも実現した注目のPCです。サムソンとエイサーから2機種が発売され、6月15日よりアメリカやイギリスなどで購入が可能となります。
・(英文)グーグルの公式ブログ
・[速報]Chrome OSを搭載したChromebook、ついに来月発売。サムソンとエイサーから。Google I/O 2011(Publickey)
5月18日、グーグルのAndroid搭載端末で、カレンダーや連絡先のアプリからデータが暗号化されないまま転送され、Wi-Fi経由で第三者に情報を傍受されたり、改ざんされたりする可能性があることが、ドイツの研究者によって発見されました。
グーグルはこの問題を認め、問題のあったWi-Fi利用時に認証トークンを送信する方法を修正したアップデートを近日中に全世界で提供するという対応策を発表しました。
・(英文)Androidコミュニティの記事
・Androidアプリから情報流出の恐れ、99.7%の端末に影響(ITmedia)
・Google、Androidアプリの情報流出問題で対応を表明(ITmedia)
アメリカのセキュリティ研究者は、5月19日、Mac App Storeで提供しているソフトウェアの中には、最新版に更新されていないものがあり、ユーザーがセキュリティ上のリスクにさらされる可能性があると指摘しました。
App Storeについては、新しいアプリケーションや更新版アプリケーションの承認に時間がかかり、最新版の公開に「タイムラグ」が生じることが専門家らの間で指摘されていました。
記事では、ユーザー側の対策として、旧バージョンのアプリケーションをアプリケーションフォルダから削除し、デベロッパーのWebサイトから直接、最新版のアプリケーションを入手することで問題回避できるとしています。
・Mac App Storeが旧バージョンのソフトを提供、ユーザーに危険も(ITmedia)
セキュリティ対策企業の米intego社は、5月2日、Mac OS Xを狙う詐欺的セキュリティソフト「MAC Defender」につき注意喚起しました。
同社によると、このマルウェアはMacユーザーを標的としたもので、感染すると、さまざまな偽のマルウェアが検出されているという警告が頻繁に表示され、ポルノサイトがデフォルトのブラウザーで繰り返し開きます。そして、この「脅威」を除くという名目で、ユーザーに有料のライセンスを購入するよう促すというものです。
同社は、推奨する対策として、ダウンロードをした覚えがないにもかかわらずインストール画面が表示された場合には、「キャンセル」をクリックし、パスワードを入力するなどの操作を行わないよう呼びかけています。
・Macユーザーを標的にする偽アンチウイルスプログラム、MAC Defender(intego社のプレスリリース)
・Mac OS Xを狙う詐欺的セキュリティソフト「MAC Defender」に注意(情報セキュリティブログ)