2012年12月のIT総括

2012年12月に話題となったIT関連のトピックスにつき、概要と参考URLを記していきます。

iPhone向け「Googleマップ」アプリが公開

GoogleのiPhone向けアプリ「Googleマップ」が12月13日、公開されました。これは、「iOS 6」より純正のマップ機能にアップル社の独自マップを採用したところ、表示の不正確さ、使いにくさなどの混乱が報じられていたものです。

「iOS 5」までiOSのマップ機能にはGoogleマップが採用されていたことから、最新版のアプリ公開が期待されていました。新しいGoogleマップは、インターフェースを進化させ、使いやすさの向上が図られており、配信後48時間以内に、ダウンロード数が1,000万ダウンロードを突破したことが明らかになりました。

iPhone 向け、Google マップ本日提供開始します。(Google Japan Blog)
Google、iPhone向け「Google Maps」提供開始(ケータイ Watch)
iOS向け「Google Maps」配信から2日経たずに1000万ダウンロード突破(RBB TODAY)

Twitter、過去の自分の全ツイートのダウンロードが可能に

Twitterは、12月19日、自分が過去に投稿したすべてのツイートのアーカイブをダウンロードできる機能を提供すると発表しました。言語設定を英語にしているユーザーから順次利用できるようになるということで、機能が追加されると、「設定」の中にツイートログをリクエストできる(「全ツイート履歴」という)ボタンがつきます。これをクリックすると、過去のツイートをダウンロードできるリンクがメールで送られてきます。

Twitterがブログで表明したところによると、「近い将来、日本語ユーザーのみなさんにも利用可能になりますのでご心配なく。もう少しお待ちください」ということです。

自分のすべてのツイートをダウンロードできるようにしました(Twitterブログ)
Twitter全ツイートのダウンロード、利用までには「数カ月」?(INTERNET Watch)

「ペニーオークション」運営で逮捕者

運営側がオークション形式でユーザーに商品を販売するペニーオークションの問題で、12月7日、京都、大阪両府警は大阪市の男性ら4人を、手数料をだまし取った容疑で逮捕しました。逮捕容疑は、ペニーオークションサイトを運営し、実際は商品を落札することができない仕組みにもかかわらず、落札できるように装い、利用者から手数料をだまし取ったというもの。

ペニーオークションは、オークションに入札するたびに入札者が手数料を支払う必要があるため、非常に安い価格で商品を落札できると喧伝される一方、利用者に何回も入札させようと、サクラなどを用いて手数料をせしめる悪質なサービス運営者の存在が問題となっていました。

ペニーオークションについては、複数の芸能人が公式ブログ等で、落札の事実がないにもかかわらず、「激安価格で落札できた」などと嘘の書き込みをし、閲覧者に利用を勧める代わりに報酬を得ていたことがわかり、問題となっています。

「ペニーオークション」で逮捕 詐欺容疑、入札ごとに手数料(日本経済新聞)
ペニーオークション問題、今までのまとめ(2010-2012)(N-Styles)

IPAが「情報セキュリティの脅威に対する意識調査」の報告書を公開

独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は、12月11日、2012年度の「情報セキュリティの脅威に対する意識調査」の報告書を公開しました。これは、インターネットユーザーへのWebアンケートを通じ、脅威に対する認知度、対策の実施状況等の実態を把握することなどを目的として2005年度から実施しているものです(今回で11回目)。

IPAでは、調査結果のポイントとして「適切なパスワードの設定がされていない」「スマートフォンの利用率は増加しているがウィルス対策実施率は低い」「問題意識があっても対策に反映されていない」「若年層や初心者のセキュリティ意識の向上が求められる」の4点を挙げています。報告書はIPAのサイトよりPDFファイルにてダウンロードできます。

IPAが「情報セキュリティの脅威に対する意識調査」の報告書を公開(情報セキュリティブログ)

「消費者向けフィッシング詐欺対策ガイドライン」が公開される

フィッシング詐欺対策の業界団体であるフィッシング対策協議会は、12月5日、「消費者向けフィッシング詐欺対策ガイドライン」を公開しました。これは、インターネットを利用したサービスの増加に伴い、サービス利用者がフィッシング詐欺の被害に遭うという報道が後を絶たない現状に鑑み、公開されたものです。

同ガイドラインは、一般消費者向けの対策を啓蒙するため、フィッシングの現状と事例、心構えや対策、被害に遭った場合の相談・連絡窓口などが紹介されています。特にフィッシング対策として、「怪しいメールに注意する」「正しいURLにアクセスする」「パソコンを安全に保つ」の3つのポイントを挙げています。

「消費者向けフィッシング詐欺対策ガイドライン」が公開される(情報セキュリティブログ)

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