情報セキュリティブログ ホーム > セキュリティニュース > Winny関連の相談件数が増加−IPAによる3月の届出状況−
IPA(情報処理推進機構)は、3月のコンピュータウイルスと不正アクセスの届出状況を発表しました。これによると、ウイルスを発見したという届出件数は4,270件(2月は4,324件)と2月から若干減少しています。検出された数の多いウイルスは、1位が「W32/Netsky」で約203万個、2位は「W32/Mytob」で約29万個、3位は「W32/Bagle」で約9万個でした。
・IPA、3月のウイルス、不正アクセス届出状況--Winny関連の相談が増加(CNET Japan)
また、記事によると、3月の不正アクセス届出件数は38件で、そのうち実際に被害のあった件数は10件でした。一方、不正アクセスに関連した相談件数は24件、そのうち何らかの被害のあった件数は12件です。
IPAでは、Winnyによる相次ぐ情報流出に対応すべく緊急相談窓口を3月に開設したところ、Winnyに関連する相談件数は196件と、2月の3件から大きく増えているとのことです。なお、IPAでは、ファイル交換ソフト使用上の注意事項として、以下の事項を挙げています。
1.ファイル交換ソフトの使用条件は決められていますか。
(1) 業務で必要ということで入れているのか?
(2) 使用することを許可制にしているか?
(3) 管理は充分であるのか?
2.クライアントのパソコンにおけるウイルス対策状況を把握していますか。
(1) クライアントのパソコンにウイルス対策ソフトを装備しているか?
(2) パターンファイルを更新しているか?
最後に、ウイルスと不正アクセスに対するユーザー側の対策としては、以下の基本的な対応を継続していくことが大切です。
・OSのセキュリティ修正パッチの適用
・セキュリティ対策ソフトの導入
・不審なメールは開封しない、添付ファイルは実行しない
・不明なリンク先URLはクリックしない
・身元の不明なソフトウエアを利用しない
<参考>
・コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況[3月分および第1四半期]について(IPA)
・Antinny(アンチニー)について