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IPAが届出状況、相談受付状況の年間報告(2012年)をまとめる

IPAが届出状況、相談受付状況の年間報告(2012年)をまとめる独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は、1月22日、2012年のウィルス、不正アクセスの届出状況と相談受付状況に関する年間報告をまとめた。ウィルス届出状況は対前年比約14%減、不正アクセス届出状況は対前年比約17%増となった。

(1)ウィルス届出状況
2012年のウィルス届出件数は10,351件(感染被害届出は7件)で、2011年の12,036件(同23件)から約14%減少した。また、ウィルスの年間検出数は249,940個(2012年)と、278,935個(2011年)から約10%減少している。ウィルス別の届出件数では、「W32/Mydoom」が最多(2,428件)で、次いで「W32/Netsky」(1,982件)、「W32/Autorun」(776件)と続いている。

(2)不正プログラムの検出状況
経産省の対策基準におけるウィルスの定義に当てはまらない「不正プログラム」は、2012年の上位10種類の合計検出数は、230,450個と、2011年(324,056個)から約29%減少している。主に正規のソフトウェアなどを装って感染を試みる「Trojan/Horse」、オンラインバンキングのID/パスワードを窃取する「Bancos」、偽セキュリティソフトの検知名「Fakeav」が多く検出された。

(3)コンピューター不正アクセス届出状況
2012年の不正アクセスの届出件数は、121件で、103件(2011年)に比べ約17%増加している。届出のうち被害があった件数は105件で、これも対前年比40%増となっている。特に「Webサイト改ざん」(38件)が大きく増加し、「踏み台として悪用される」(25件)、「オンラインサービスの不正使用」(20件)と続いている。

(4)相談受付状況
2012年のウィルス・不正アクセス関連の相談総件数は11,950件で、「ワンクリック請求」に関する相談が2,755件、「偽セキュリティソフト」に関する相談が354件、「Winny」(125件)、「情報詐取を目的として特定の組織に送られる不審なメール」(40件)と続いている。

また、スマートフォン関連の相談も増加傾向を示しており、今後ますます増加するものと考えられる。

年間報告は以下のサイトより参照できる。

コンピュータウイルス・不正アクセス届出状況および相談受付状況[2012年年間](IPA)

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