1. 情報セキュリティブログ ホーム
  2. セキュリティニュース
  3. IPAが「2014年度情報セキュリティに対する意識調査」報告書を公開

IPAが「2014年度情報セキュリティに対する意識調査」報告書を公開

IPAが「2014年度情報セキュリティに対する意識調査」報告書を公開独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は、2月17日、パソコンおよびスマートデバイス利用者を対象に実施した「情報セキュリティの脅威に対する意識調査」「情報セキュリティの倫理に対する意識調査」の報告書を公開した。これは、2005年から実施しているもので、情報セキュリティ対策の実施状況、情報発信に際しての意識、法令遵守に関する意識等を調査したものだ。

「脅威に対する意識調査」では、「パスワードは誕生日など推測されやすいものを避けて設定している」「パスワードは分かりにくい文字(8文字以上、記号含む)を設定している」は、前回調査同様、パソコン利用者全体の半数以上が実施している。しかし、10代ではそれぞれ36.4%、39.2%、パソコンに習熟していない層(レベル1)では、それぞれ36.6%、29.5%を示し、若年層およびパソコンの習熟度が低い利用者は適切なパスワードを設定していない傾向が見てとれた。

「倫理に対する意識調査」では、インターネット上に投稿経験がある利用者に「悪意ある内容の投稿をしたことがあるか」を調査したところ、パソコン利用者では4.2ポイント減少(前回調査比)したものの、スマートデバイス利用者は3.4ポイント増加(前回調査比)した。そこで、スマートデバイス利用者に、悪意ある投稿の理由を聞いたところ、「相手に仕返しをするために」「人の意見に反論したかったから」「炎上させたくて」といった回答を多く寄せており、悪意ある投稿をするスマートデバイス利用者が増加し、倫理意識の低下傾向が見られることがわかった。

インターネット上に投稿した内容によっては、その情報が広範囲に拡散し、削除できなくなることがある。一時的な感情に任せた投稿をしないよう、冷静に対応することが求められる。

また、スマートデバイス利用者に対し、他人のアカウントを無断で使ってサービスを利用する行為について調査したところ、「親や友人」「知り合い」「全く知らない他人」それぞれのアカウントに、推測等でログインできた場合に「サービスを利用する可能性がある」と答えた20代の割合は23%台を示しており、すべての項目で全体平均より高い傾向を示している。

ネットワークを介して他人のアカウントを利用することは、不正アクセス禁止法違反にあたる。このため、規範意識の向上とともに、インターネット関連の法律に関する知識を身につける必要がある。

なお、両調査は、13歳以上のパソコンおよびスマートデバイスのインターネット利用者を対象にアンケートを行い、パソコン経由で5,000人、スマートデバイス経由で3,500人から有効回答を得た。

「2014年度情報セキュリティに対する意識調査」報告書について(IPA)
10代やパソコン初心者で心配な「ID・パスワード設定」(情報セキュリティ意識調査)(セキュリティ通信:So-netブログ)
セキュリティ意識、モラルの低下が顕著に――IPA調べ(ITmedia)

関連キーワード:

IPA

パスワード

不正アクセス

  • シグネチャーコードとは
  • カテゴリートップへ
  • 2014(平成26)年のネットバンキング不正送金被害額は約29億円と過去最悪(警察庁)