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IPAがスマートフォンのワンクリック詐欺の新手口に注意喚起

IPAがスマートフォンのワンクリック詐欺の新手口に注意喚起独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、4月2日、「2015年4月の呼びかけ」を公開し、スマートフォンのワンクリック料金請求(ワンクリック詐欺)に関する新たな手口が確認されたとして注意を呼びかけた。

ワンクリック詐欺は、パソコンやスマートフォンなどから、メールや掲示板、検索サイトの検索結果や広告等のリンクを通じてアダルトサイトや出会い系サイトなどにアクセスし、または、サイト上の画像やポップアップウィンドウなどをワンクリック(または複数回クリック)することにより、不当な料金請求の画面が表示される手口のこと。IPAには、2014年4月以降、スマートフォンのワンクリック請求に関する相談件数が多数寄せられ、高止まりの状態が続いている。

IPAによると、2014年12月以降、従来とは異なる以下のような手口で請求画面を表示する事案が確認されているという。

(1)請求画面が表示された時にシャッター音が聞こえる
「請求画面の表示と同時に写真を撮られてしまったようだ」という相談が寄せられている。IPAによると、ブラウザによるWebサイト閲覧だけではスマートフォンのカメラ機能を制御したり、撮影した写真をネットワーク経由で送信したりすることはできない。このため、請求画面を表示させる際にシャッター音の音楽データを再生させ、ユーザーに自分の写真が撮影、送信されたと誤認させることを狙った手口と考えられる。

(2)自動的に電話を発信させる
(1)の手口とは別に、登録完了画面が表示された後、自動的に電話を発信させるWebサイトの存在が確認されている。ユーザー側で電話発信をキャンセルしても、繰り返し登録完了画面が表示されるため、ユーザーに「電話を発信しないとブラウザが使えない」と誤認させることを狙った手口と考えられる。

こうしたワンクリック詐欺の画面には、有名人ゴシップサイトや動画投稿サイトなど、アダルトサイト以外のWebサイト内のリンクから誘導されてしまうケースがあるという。

IPAでは、慌てずに「ブラウザのタブの削除」や「閲覧履歴の消去」により請求画面を消去することや、業者には電話やメールで絶対に連絡を取らないという対処法を推奨している。

また、万が一、業者に連絡をしてしまった場合や契約の成立に関して不安を感じる場合には、最寄りの消費生活センターへ相談するよう呼びかけている。

なお、当ブログでもスマートフォンのワンクリック詐欺を防ぐポイントについて解説しているので(→リンク先)こちらもご一読をおすすめする。

2015年4月の呼びかけ(IPA)
スマートフォンを中心に被害が急増!「ワンクリック詐欺」の被害を防ぐために(インターネット利用時の「詐欺」から身を守る対策講座)

関連キーワード:

IPA

ワンクリック料金請求

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