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シマンテックが「ノートン サイバーセキュリティ インサイト レポート」を公開

シマンテックが「ノートン サイバーセキュリティ インサイト レポート」を公開
シマンテックは、11月25日、ネット犯罪の最新動向と日本の消費者へ及ぼす影響を明らかにした「ノートン サイバーセキュリティ インサイト レポート」を公開した。これによると、日本におけるネット犯罪の被害総額は2,258億円で、被害者1人あたりの損失額は2万8,697円にのぼることが分かった。また、日本の消費者の14%がこれまでにネット犯罪の被害に遭ったと回答している。

同レポートは、17市場におよぶ18歳以上のデバイスユーザー1万7,125人を対象として実施したオンライン調査の報告書。日本の調査結果は、18歳以上のユーザー1,009人からの回答に基づいている。

ネット犯罪に関して、今回の調査で以下の結果が明らかとなった。

<世界>
・ネット犯罪はこの1年でさらに拡大し、被害者数は5億9,400万人に
・調査対象17ヵ国におけるネット犯罪の被害総額は、1,500億USドル
・国別では、インド、ブラジル、UAE、メキシコ、中国での発生率が高く、被害額では、中国が全体の1/3を占める547億USドルの被害を受けている

<日本>
・ネット犯罪の被害者数は786万9,600人で調査対象国では最も低い
・ネット犯罪の発生率は7%と低いものの、金額別では11位にランクインしており、1人あたりの被害額が大きい
・過去1年にネット犯罪を経験した被害者の中で最も多かったのは、1980年代から2000年代初頭までに生まれたミレニアル世代で12%を占める

オンラインセキュリティの認識が最も高いのは、ハイテクに詳しくないと考えられているベビーブーム世代だった。また、パスワードの脆弱性に関しては、以下の結果が明らかになっている。

<世界>
・パスワードを使用している人のうち、文字、数字、記号を組み合わせた8桁以上の安全なパスワードを常に使用しているのは全体の38%
・4分の1以上が銀行口座のパスワードを共有しているほか、電子メール(55%)、ソーシャルメディア(43%)、テレビ/メディア(29%)のパスワードを友人や家族と共有している
・3分の1以上の人がスマートフォンやデスクトップにパスワードを設定していない

<日本>
・常に文字、数字、記号を組み合わせた8桁以上の安全なパスワードを使用しているのは、5人に1人未満(17%)
・パスワードを他人と共有している日本人は9%で、メールアカウント(41%)、ソーシャルメディア(29%)、銀行口座(18%)のパスワード情報を家族や友人と共有している
・デバイスへのパスワード設定は、要求されたときだけ行っていると回答した人が28%にのぼる

シマンテックは、回答者に自身のセキュリティの取り組みを評価してもらったところ、一貫して「A(優秀)」と評価しているものの、実際には、ほとんどの人がオンラインセキュリティに対する基本的な要件である、パスワードの使用方法を満たしていないと指摘している。


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