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IPAが「安心相談窓口だより」を公開。"偽警告"の手口に注意喚起

IPAが「安心相談窓口だより」を公開。独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は、6月21日、「安心相談窓口だより」を公開した。これは、注意喚起や「今月の呼びかけ」とは異なる新しいコンテンツで、IPAの情報セキュリティ安心相談窓口に寄せられる相談内容などをもとに、さまざまトピックスを紹介するもの。

6月は、ユーザーのパソコンにウィルスが感染したとの警告を表示し、サポートの連絡先に電話をかけるよう仕向ける、いわゆる「偽警告」の手口について注意喚起している。

この種の相談件数は、2015年末より増加傾向にあり、2016年3月以降は急増している。

相談内容によると、偽警告の手口は、サイトの閲覧中に「PCサポート」というページが表示され、音声やポップアップメッセージで「あなたのコンピューターでウィルスが見つかりました」などの警告が流れる。そして、「サポートに電話連絡するまで、コンピューターやインターネットを使用しないでください」など、不安を煽り、電話をかけるよう仕向けるものだ。

ユーザーが不安を感じて実際に電話をかけると、「パソコンの遠隔操作による対処」で解決できると言われ、最終的にはサポート契約を推奨された、という相談が多数確認されている。

なかには、「表示されたサイトを閉じる(ブラウザーを終了する)ことができない」との相談もあるという。IPAによると、実際のウィルス感染はなく、設定によりポップアップメッセージを繰り返し表示させている(これにより、ブラウザーを終了させることができない)ということだ。

こうしたページが表示される可能性としては、広告バナーなどの不用意なクリックが挙げられるが、原因として確かなものは判明していない。そのため、事前対策として、偽警告の出現を回避することは難しいものの、ポップアップメッセージの表示を制限する事後対応が有効な場合がある。また、Internet Explorerなど、一部のブラウザーでは、ポップアップメッセージの表示を制限することができないため、その場合は、タスクマネージャーを起動してタスクを終了させることや、パソコンを再起動させるといった対処が必要だという。

詳細は、IPAのページ(→こちら)を参照のこと。なお、実際のウィルス感染の有無の確認については、セキュリティソフトでウィルススキャンを実施する必要があることにも注意したい。

"ウィルスに感染した"という偽警告でサポートに電話するように仕向ける手口に注意(IPA)

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