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IPAが「パソコンが正常に操作できないと錯覚させる」偽警告画面の新手口に注意喚起

20160926-img-thumb.png独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は、3月29日、「安心相談窓口だより」を公開し、パソコンが正常に操作できなくなったと錯覚させる「偽警告」の新手口に関して注意喚起を公開した。

IPAに寄せられる偽警告に関する相談は、2017年1月が308件、2月は251件と、2016年8月以降、毎月200件以上の相談が寄せられている。

特に、1月以降は新たな手口が続々と確認されている。例えば、1月には、マイクロソフト社のWebサイトに酷似した画面上に警告メッセージを表示させ、ユーザーに電話させようとする手口が確認された。また、3月21日の週には、「マウスのポインターが勝手に動いているようなアニメーション」や「マイクロソフトのURLにアクセスしているようなアドレスバーの画像」を表示させるなどの手口が確認されている。

最新の手口では、以下のように、あたかもウィルス感染によってパソコンが正常に操作できなくなったと錯覚させる細工が多数施されていることが指摘されている。

(1)Webブラウザーの画面上で、マウスのポインターが勝手に動いているようなアニメーションが表示される
(2)Windows OSに標準搭載されたスパイウェア対策ソフト「Windows Defender」の画面が表示される
(3)5分以内に電話をかけるよう時間制限を設けた警告メッセージが表示される
(4)ブラウザーを全画面表示にし、パソコンの操作ができなくなったと錯覚させる
(5)偽装したアドレスバーが表示され、正規の警告画面のページにアクセスしたかのように錯覚させる

これらの手口では、ウィルス感染によりパソコンが正常に動作しなくなった、あるいは、マイクロソフト社の本物の警告メッセージであるとユーザーに錯覚させる細工が施されている。

表示された警告を本物だと錯覚して電話をかけてしまう可能性があることから、IPAでは、インターネット利用中に「ウィルスに感染」「個人情報の流出」などといった警告メッセージとともに電話番号が表示された場合は、その電話番号には電話せずに、IPAなどの公的機関の相談窓口に相談するよう呼びかけている。

偽警告で、また新たな手口が出現〜パソコンが正常に操作できなくなったと錯覚させる多数の狡猾な細工〜(安心相談窓口だより)


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