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IPAによる7月のウイルス届出状況と夏季休暇の注意について

独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)が発表した、2007年7月のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況によると、7月のウイルス検出数は約51万件と、6月の約50万個から微増、不正アクセスに関連した相談件数は25件で、そのうち何らかの被害のあった件数は11件でした。

7月ウイルス検出は6月より微増、不正アクセスは大幅に減少--IPA調べ(ZDNet Japan)

一方で、IPAで受け付けた全ての相談件数は、7月は1162件と、集計を始めてから最高の件数でした。

 相談受付の総件数は1162件に上り、集計開始以来最高の件数となった。内訳は「ワンクリック不正請求」に関する相談が316件(6月:285件)、「セキュリティ対策ソフトの押し売り」行為に関する相談が16件(6月:12件)、Winnyに関連する相談が19件(6月:11件)などであった。ワンクリック不正請求に関する相談は、最高件数を記録した2007年3月の数値と並んでいる。

また、最近の傾向として、子供がアダルトサイトや出会い系サイトのような有害なサイト(「有害サイト」)に、その危険性を知らずに興味本位で入り込んでしまった結果、パソコンに請求書を表示する不正プログラムが埋め込まれる旨の相談内容が増えている点を指摘。こうした被害に遭わないために、

(1)ウイルス対策ソフトを導入し、最新の状態に更新しておくこと
(2)OSのセキュリティパッチを最新の状態に保ち、セキュリティホールを解消すること
(3)有害サイトに行かない、有害サイト内の写真や動画を安易にクリックしないこと
(4)万が一、有害サイト内の写真や動画をクリックして、セキュリティの警告画面が表示されても、無視をしないで内容を確認し、安易に不正プログラムをダウンロードしないこと

などの対策を挙げています。

また、企業の夏季休暇の時期を控えることから、ウイルス・ワーム感染や不正アクセスなどの被害に遭う危険性が高まることに注意を呼びかけています。

システム管理者は、ファイアウォールなどを適切に設定することや、必要な修正プログラムを適用するなど、日常のセキュリティ対策内容を再度確認し、万全の体制を整えるよう注意喚起を求めています。

また、休暇中に自宅へパソコンを持ち帰るユーザーには、休暇明けの出勤時には対策ソフトを最新の定義ファイルに更新した上で、ウイルスチェックをしてからLANに接続させること、さらには、新種ウイルスや新たなセキュリティホールが公開されていないか、情報収集を行い、必要があれば迅速に対策を実施することを呼びかけています。

<参考>
コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況[7月分]について(IPA)
情報セキュリティ対策実践情報(IPA)

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