情報セキュリティブログ ホーム > セキュリティニュース > IM利用者を狙う攻撃にご注意−対前年同期比で3295%という数字も−
インターネット上で同じソフトを利用している仲間同士でチャットやファイル転送を行うことができる「インスタントメッセージング」(IM)。IMをはじめとしたP2P技術を応用したサービスの利用者が増えている中、従来以上にワームや悪質な攻撃に注意が必要とのニュースが報じられました。
・IMやPtoPユーザーを狙う攻撃が激増--前年同期比でなんと3295%(CNET Japan)
IMlogicが米国時間3日に発表した声明によると、IMやPtoPネットワークを対象とした脅威は2005年第3四半期に、前年同期より実に3295%も多く検出されたという。このことは、現時点においてすでに(脅威の検出数が)前年より2083%も増えていることを意味するとIMlogicはいう。
こうした攻撃への脅威が増すにつれて、当然ながら手口も巧妙化してきています。他のネットワークに感染していくような感染力の強いウイルスを仕込まれるといったことも懸念されます。
IMへの脅威が増すことになった背景には、IMがコミュニケーションツールとして重要な位置を占めるようになった点が挙げられるでしょう。米国の調査会社によると、世界中の企業で1日あたり合計10億件ものIMがやり取りされているそうです。
・企業のIM送信数、全世界で1日あたり10億件--最新調査結果(CNET Japan)
世界中の企業にとって、インスタントメッセージング(IM)は、電子メールにも匹敵するほど重要なアプリケーションになっているようだ。 調査会社IDCによると、いまや世界中の2800万ものビジネスユーザーが、1日あたり合計10億件ものIMをやりとりしているという。このことからIDCでは、同アプリケーションが、企業のコミュニケーションツールとして重要な地位を占めるようになったと述べている。 IDCのアナリストらは、企業向けIM市場は今後少なくとも5年間は右肩上がりで成長し続けるものと予測している。IDCは、2004年には3億1500万ドル規模だった企業向けIM市場が、2009年には7億3600万ドル規模に成長すると見込んでいる。
現在、IMを利用しているユーザーは、たとえ知り合いから送信されたように見えるメッセージであっても、リンクをクリックする際は十分に注意を払うといった慎重な対応が必要です。