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2007年の不正アクセス事件は約1,800件で対前年約2倍との報告

国家公安委員会と総務省、経産省は不正アクセス行為の発生状況(2007年)について発表しました。これによると、2007年に不正アクセスが行われたと認知された件数は1,818件、うち検挙された件数は1,438件で、対前年比で認知件数は872件、検挙件数は739件増と、いずれも約2倍に増加したということです。

2007年の不正アクセス事件、フィッシング関連が約5倍に--検挙件数は倍増(CNET Japan)

記事によると、不正アクセスが行われたと認知された事例について、不正アクセス後に行われた行為は以下の通りとなっています。

(1)「インターネットオークションの不正操作(他人になりすましての出品等)」(1,347件)
(2)「オンラインゲームの不正操作(他人のアイテムの不正取得等)」(246件)
(3)「インターネットバンキングの不正送金」(113件)
(4)「情報の不正入手(電子メールの盗み見等)」(55件)
(5)「ホームページの改ざん・消去」(25件)
(6)「不正ファイルの蔵置(不正なプログラムやフィッシング用ホームページデータの蔵置等)」(1件)
(7)「その他」(31件)

一方で、検挙された事件における不正アクセスの手口の内訳は、すべて他人からIDやパスワードなどの個人情報を詐取して行われたとのこと。

その入手方法では、「フィッシングサイトを利用した」のが1157件と大半を占めた。それ以外では、「利用権者のパスワードの設定・管理の甘さにつけ込んだもの」が139件、「スパイウェア等のプログラムを使用して入手」(55件)が次いで多かった。

このように、悪意の犯罪者に個人情報を詐取されることにより、なりすましなどで金銭的な被害を受ける可能性が非常に高いことが分かります。

フィッシングの被害に遭わないよう、最新の情報に注意を払うとともに、パスワードの設定・管理方法を厳重にする、マルウエアに感染しないようPCのセキュリティ状態を最新に保つといった対策を心がけましょう。

<参考リンク先>
不正アクセス行為の発生状況及びアクセス制御機能に関する技術の研究開発の状況(総務省)

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