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モジラがFirefoxへの「サイレントアップデート」導入を発表

モジラは2月3日(現地時間)、Webブラウザー「Firefox」のアップデートにつき、ユーザーがページの閲覧を中断することなく無意識のうちに更新を行えるようにする、いわゆる「サイレントアップデート」の仕組みを、今後数バージョンのうちに導入する予定であると発表した。

これは、最新版への更新時のユーザー体験(モジラは「更新体験」と表現している)を向上させることが目的で、以下の5つのポイントについてモジラは解説している。

(1)バックグラウンドでの更新
現在の仕組みは、更新が確認された際に自動的に最新版がダウンロードされ、次にFirefoxが再起動されたタイミングでインストールされるというものである。これを、インストール方法を見直すことで、起動中に更新をインストールできるように改善する(適用の完了にはFirefoxの再起動が必要だが、非常に素早く行われるようになる)。

(2)更新通知ダイアログ
適用を促すためのダイアログによる通知を、12時間以内にFirefoxが再起動されなかった場合から、24時間以内へ変更(2011年11月に変更済み)。

(3)Windows UAC サービス
Windows 7/Vistaでは、更新の際、許可されていない変更がコンピュータに加えられるのを防止する機能である「ユーザーアカウント制御」(UAC)による確認のダイアログが表示されていた。これを、一度Firefoxに更新の許可を与えたら、それ以降のバージョンでは更新のたびにダイアログが表示されないよう改善する。

(4)アドオンの互換性改善
新バージョン公開の際、未対応のアドオンがある場合、「互換性のないアドオン」というダイアログが表示される。しかし、大半のアドオンは、新バージョンでも問題なく動作する現状に鑑み、アドオンの互換性についての運用方針を改善。リリース当日から新バージョンに対応して使えるアドオンが増えることになる。

(5)更新完了ページ
Firefoxの更新が完了した際に表示していた「更新完了ページ」も、Firefox 8からは基本的に表示せず、通知したい新機能やMozillaに関する最新情報がある場合のみ表示するように変更した。

モジラは、こうした変更により、Firefoxのサイレントアップデートを実現し、新機能が追加され安全性も向上した最新版をユーザーが常に使い続けられるようにしていくと言及している。なお、現在の正式坂の最新版は2月16日に公開された「Firefox 10.0.2」だ。

Firefox の更新体験を改善するために - サイレントアップデートを実現する 5 つの変更点(Mozilla Japan ブログ)
Mozilla、Firefoxの「サイレントアップデート」を今後数バージョン以内に導入(INTERNET Watch)
Firefox 10.0.2 リリースノート

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