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経済不況を逆手に取った金融関連のスパムが急増

セキュリティ対策企業のシマンテック社の一部門であるMessageLabsが発表したところによると、2009年第1週の7日間で送信された金融関連のスパムは、前年同期比で3倍以上に急増したということです。

不況を受け、金融詐欺に絡むスパムが急増(japan.internet.com)

金融関連のスパムは、2008年1月の第1週では送信されたスパム全体の3.1%を占めていたのに対し、2009年1月の第1週では10.2%を占めたという。

記事によると、代表的な手口は「受信者が宝くじに当選した」というような件名で送られてくる詐欺メールとのこと。また、こうした動きに関連して、記事ではいわゆる「419詐欺」(ナイジェリア刑法419条に抵触する犯罪行為) がより巧妙化する動きを見せていると指摘しています。

419詐欺とは、ナイジェリアにいる送信者が数百万ドルの資金を銀行口座に持っているが、自分では引き出すことができないため、メールの受信者が「手数料」を支払えば、これらの口座から資金を引き出せるようになるといった内容で、受信者から金品を巻き上げようとするものだ。

同社が発表した2008年のセキュリティに関する年次報告書によると、こうした金融関連のスパムは、金融危機による経済不況の中、2008年末にかけて増加し始めたということです。

こうした不況に便乗したスパムは今後も件数が増加し、手口がより巧妙化することが予想されるということで、引き続き、メールの取り扱いは厳重かつ慎重に行いたいものです。

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