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「詐欺的セキュリティソフト」被害深刻化につき注意喚起

独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は、2010年5月のコンピュータウィルス、不正アクセスの届出状況を発表し、その中で、「詐欺的セキュリティソフト」の被害が深刻化しているとして注意を呼びかけている。

IPAによると、「詐欺的セキュリティソフト」に関する過去1年間の相談件数を見ると、2010年1月に突出していたものが、2月、3月と沈静化の傾向が見られていたものの、4月、5月と再び増加に転じている。

「詐欺的セキュリティソフト」は、「ウィルスやスパイウェアの対策ソフトである」との触れ込みでユーザーにダウンロードやインストールを促すが、実際には正しく機能しない"偽の"ウィルス対策ソフトのこと。こうしたソフトウエアをダウンロードしてしまうと、適当なタイミングで、実際には存在しない脅威を検知した旨がパソコン上に表示され、駆除機能を動作させるためといったもっともらしい名目で、クレジットカードによる料金支払いを促すといった挙動を示すことがある。

最近の相談傾向の特徴として、IPAでは、感染後の復旧操作ができなくなるなど被害パソコンの症状が以前より深刻化していることや、脆弱性を対策していないPCでWebを閲覧すると感染する「ガンブラー」による被害と見られるケースが増えていることを挙げている。

IPAでは、こうしたソフトに感染してしまうと、復旧や駆除が難しいので、感染時の対処として、原則としてパソコンの初期化を推奨するという内容の指針を示している。
まずは感染を未然に防ぐための予防策をとることが肝要である。

なお、ガンブラーに感染しないようにするための予防策については以下の「Gumblar(ガンブラー)型ウィルスの予防(エンドユーザー向け)」を参照して欲しい。

コンピュータウィルス・不正アクセスの届出状況[5月分]について(IPA)
「偽セキュリティ対策ソフト」被害深刻化〜IPAが復旧の指針と予防呼びかけ(so-netセキュリティ通信)
「JSRedir-R」(通称「GENOウィルス」)とは
Gumblar(ガンブラー)型ウィルスの予防(エンドユーザー向け)

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