サイバーノーガード戦法とは

サイバーノーガード戦法とは、セキュリティ意識に欠ける企業において、情報漏えいが発生したときに開き直り、逆ギレ、訴訟、偽りのプレスリリースやメディアへの圧力などを行うことを揶揄する俗称のこと。ネット上で生まれた言葉であり、実際にこうしたセキュリティ対策が行われているわけではない。

ノーガード戦法の由来は、漫画『あしたのジョー』における主人公、矢吹ジョーが使用した戦法に由来する。企業が必要な情報セキュリティ対策を一切とらない状態を、ジョーが得意とする「クロスカウンター」を誘うために、わざとガードを下げた無防備状態で相手を挑発し、打ちかかる様子にたとえている。

サイバーノーガード戦法は、セキュリティにコストをかけないため、管理コストが安くあがる「メリット」がある。そして、セキュリティ事故が起きた場合でも「陳謝」または「黙殺」し、沈静化するまで待つのである。ただし、この戦法は企業の信用を著しく傷つける諸刃の剣である。企業の信用はPriceless。金銭に換算することはできないが、一度失った信用を取り戻すことは大変難しいこともまた事実である。

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辻 伸弘のセキュリティ防衛隊

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