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2006年11月30日 セキュリティ用語解説

電子透かしとは

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紙幣などに施される「透かし」技術とは、一見すると何も描かれていないように見える部分に反対側から強い光を当てると像が浮き上がるものだが、デジタルデータに対して一見すると見ることのできないデータを埋め込むことを「電子透かし」と呼ぶ。

電子透かしの仕組みは、著作権情報を埋め込むことを例にとるとわかりやすい。

画像や動画、音声ファイルといったデジタルデータは、著作権付きのものであっても容易に複製が可能である。

電子透かしにより「透かし」データを埋め込まれた当該データは、画質や音質にはほとんど影響を与えないため、一見すると元のデータと変わりないように見える。しかし、専用の電子透かし検出ソフトに読み込ませると、作者名やコピー回数など、埋め込まれた情報が表示される。これにより、不正コピーやデータの改ざんなどの不正行為を抑止することが期待できるのだ。

チエ:お札の偽造防止の技術が「透かし」とするなら、電子データの不正コピーや改ざん防止のための技術が「電子透かし」と言えるかしら。
マサヤ:そうですね。最近では、「一見すると元のデータと変わりなく見える」特性を生かして、セキュリティ分野以外にも応用する動きが広がりつつあるようですよ。

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