AMTSOとは

AMTSO(=Anti-Malware Testing Standards Organization)は、セキュリティ製品のテスト手法の標準化を目指し、2008年2月4日に設立された団体。世界中の主要セキュリティベンダが参加している。

セキュリティ製品をユーザーが選択する場合、ベンダから出されたデータや第三者機関から発表されたベンチマーク結果は、製品性能を判断するための指標として重要な意味を持つ。しかし、マルウエアなど悪質なプログラムが多様化している現在では、適切な評価が難しくなっているという現実がある。

また、テスト手法によって性能評価もまちまちで、スパム対策ツールを例に挙げると、スループット評価ではフィルタを最小限に設定してしまい、逆にスパム検知率を高める評価では、持っているフィルタをすべて使って評価する、といった具合にベンダの中には高い性能を出す目的で機能の一部を止めてベンチマークに臨むところもあるという。

AMTSOでは、ユーザーに正当な評価指標を示すため、標準規格やガイドラインについて世界的に告知する考えだ。ベンダ間の利害関係を超えた標準化の試み、今後の推移を見守りたい。

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