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2009年12月21日 セキュリティ用語解説

トロイの木馬とは

トロイの木馬とは、自らを有益なプログラムであるかのように見せかけ、ユーザーに不利益をもたらすための機能を提供するウィルスのこと。単独のプログラムとして動作し、感染すると、裏でこっそりと悪意の犯罪者がコンピューターに侵入するためのバックドアと呼ばれる侵入口を設けたり、ユーザーの個人情報を詐取したりといった被害をもたらす可能性がある。

近年のウィルスは複雑化・高機能化しており、ワームの特徴といわれる自己増殖活動を行って感染を拡大するなどの機能を備えたトロイの木馬もある。また、ワームやトロイの木馬としての特徴だけでなく、複数の感染したコンピュータ同士でネットワークを構成し(ボットネットという)、ハッカーの指令に応じて迷惑メールの送信やサービス不能攻撃(DDoS攻撃)などを行うことができる「ボット」と呼ばれるウィルスもある。

トロイの木馬はウィルスの一種であるため、導入しているセキュリティ対策ソフトのウィルス定義ファイルを常に最新の状態に保ち、OSやソフトウェアのセキュリティ修正プログラムを適用し、セキュリティホールをふさぐといった基本的なウィルス対策を行うことが大切である。また、身に覚えのないメールの添付のファイルは開かない、怪しげなサイトからファイルはダウンロードしないといった慎重な対応を常に心がけたい。

対策情報 ウィルス対策(IPA)
【り】 利用者を 欺き侵入 トロイの木馬

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