情報セキュリティブログ ホーム > セキュリティ用語解説 > ファイル共有ソフトを通じて感染するウィルス(通称「タコイカウィルス(イカタコウィルス)」)とは
ファイル共有ソフト(P2Pソフト)を通じて感染を広げるウィルスで、感染するとパソコン内のファイルを次々に上書きする、いわゆる「破壊型」のウィルスである。この際、ウィルスが上書きに使用する画像がタコやイカ、ウニといった魚介類の画像であることから、通称「タコイカウィルス(イカタコウィルス)」(セキュリティ対策企業によっては「TROJ_TACO.A」)などと呼ばれている。
ウィルスのファイル名は、動画ファイルであるかのように拡張子が偽装されているという(ファイルの正体はウィルスの実行ファイル)。
ファイルをダブルクリックすると、同じ名前の動画ファイルが新たに生成され、「P2Pソフトを使用するとCO2を大量に排出し、地球温暖化の原因になる」といったようなタコやイカのメッセージとともに動画が再生される。裏ではウィルスが実行され、パソコン内のファイルを魚介類の画像で次々に上書きするという。ひとたび上書きされたデータを元に戻すことは非常に困難であることから注意が必要である。
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タコやイカの動画が再生される(トレンドマイクロ社のブログより転載)
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ファイル内が魚介類の画像で上書きされる(トレンドマイクロ社のブログより転載)
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上書きされる画像の例(トレンドマイクロ社のブログより転載)
また、このウィルスは、ファイルの上書きに加え、別のウィルスを作成し、ユーザーのパソコン内の情報を外部に送信している形跡があることも指摘されている。
導入しているセキュリティ対策ソフトのウィルス定義ファイルを常に最新の状態に保つなどの基本的なウィルス対策を行った上で、不要なP2Pソフトの利用は控えるとともに、身に覚えのないメールの添付のファイルは開かない、怪しげなサイトからファイルはダウンロードしないといった慎重な対応を常に心がけたい。
・年末年始におけるセキュリティ対策の再確認(トレンドマイクロ社)
・コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況[12月分および2009年年間]について(IPA)
・原田ウィルスとは
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