ビットコインとは

ビットコインとは、ネット上の決済などに使用できる仮想通貨の一つ。発行元となる運営会社を持たず、P2Pネットワークを用いて取引の記録や確認を行う。電子マネーと仮想通貨との仕組みの違いは、電子マネーが従来の通貨単位を使用し、通貨規制を受けるのに対し、仮想通貨は独自に考案された通貨を用い、通貨規制を受けない点などが挙げられる。

ビットコインは、取引所で通貨と引き換えに入手できるが、そのほかにも、ユーザーが自分のパソコンを使って生成することができる。これは、P2Pネットワーク上で行われるビットコインの処理を支える仕組みで「マイニング」(「採掘」の意)と呼ばれるものである。マイニングとは、ビットコイン取引に必要な計算に協力した対価としてビットコインを獲得できる仕組みで、いわば、ユーザーが自分のパソコンを使って生成することができる仕組みといえる。マイニングのためのツールが「ビットコインマイナー」と呼ばれるソフトで、一般にも出回っているという。

ビットコインは、P2Pベースで直接個人から個人へ送信することが可能であるため、取引コストが低く抑えられ、かつ、取引の匿名性が高いという特徴がある。このため、ビットコインは武器や麻薬などを扱うアンダーグラウンドなブラックマーケットでも利用できる点が指摘され、こうした犯罪組織による資金洗浄(マネーロンダリング)への悪用の可能性などが懸念されている。また、セキュリティ対策企業のトレンドマイクロ社は、2013年12月、日本国内で約3,000台のパソコンが、「ビットコイン」をパソコン上で生成させるための不正プログラムに感染しており、特に日本での被害が多い実態が明らかになったと報じている。

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  • 国内で約3,000台のパソコンが「ビットコイン発掘不正プログラム」に感染との報道
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