Bluetoothとは

Bluetooth(ブルートゥース)とは、パソコンやスマートフォンをはじめとするデジタル機器用の近距離無線通信規格の一つ。デジタル機器同士を、ケーブルを使わずに接続し、数メートルから数十メートル程度の距離で情報のやりとりを行うのに使用される。もとはスウェーデンのエリクソン社が開発し、その後、同社とIBM、インテル、東芝、ノキアの5社によって設立された「Bluetooth SIG」が仕様策定や普及を推進している。現在、Bluetooth SIGには17,000社を超える企業が登録しており、全世界で約90億台のBluetooth製品が出荷されている(うち2012年の出荷台数は約20億台)。

Bluetoothは、免許不要で利用できる2.4〜2.485GHz帯の電波を利用する世界統一規格である。世界統一規格のため、世界中どの国でも同じ規格で無線通信を利用することができる。また、周波数ホッピングと呼ばれる、利用する周波数をランダムに変える通信方式により、他の無線規格よりも比較的周囲の機器による電波干渉に強いという特徴がある。

Bluetoothは通信の用途に応じて、機能やプロトコル(通信手順)を「プロファイル」として定めている。例えば、コンピューターにマウスやキーボードを接続するためのHID(Human Interface Device Profile)や、プリンタにデータを送信して印刷させるためのBPP(Basic Printer Profile)といったものがあり、これにより各メーカー、各機器間の相互接続性が確保されている。また、通信距離に応じて電波強度の上限を定めた「クラス」というものがある。Bluetooth製品は以下のように、電波強度の上限によって3つのクラスに分類される。

・Class1(電波出力:100mW) 有効範囲は約100メートル
・Class2(同2.5mW) 有効範囲は約10メートル
・Class3(同1mW) 有効範囲は約1メートル

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