サイバーフィジカル攻撃とは

サイバーフィジカル攻撃(Cyber Physical Attack)とは、サイバー攻撃の一種で、サイバー攻撃の結果、実際の現実世界に影響を及ぼすものを指す。発電所のシステムを乗っ取って電気の供給を止める、工場やプラント、鉄道や飛行機の管制システムに対するサイバー攻撃により事故や墜落などが引き起こされるといったリスクが考えられる。

ITによるサイバー空間と物理世界を融合させるシステムを「サイバーフィジカルシステム」(Cyber Physical Systems:CPS)などと呼ぶことがある。これは、物理世界にある様々な機器のセンサーなどから取り込まれるデータを収集、処理、活用するシステムのことで、小さな組み込みシステムから、様々な産業機器、自動車や交通、電力などの社会インフラの制御システムに至るまで、社会の至るところに存在している。

最近では、IoT(モノのインターネット)という考え方が提唱され、世の中の様々な「モノ」がインターネットに接続され、相互に通信、制御などを行う技術が進み、様々な分野で利便性を提供したり、新たな価値、イノベーションを生み出したりしようとしている。一方で、様々なモノがインターネットに接続されることで、不正にアクセスされるリスクが高まる可能性がある。

2020年には地球上で500億個のモノがインターネットにつながるとの予測もある。とくに、人々の生活や経済活動に密接に関わる社会インフラのセキュリティを守るための防御体制や技術の確立は、喫緊の課題といえる。


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