デジタルタトゥーとは

デジタルタトゥー(Digital Tattoo)とは、Web上に記録されたデータやログが永続的に残り、消すことが難しい問題を指す造語。「電子的な入れ墨」の意味。

デジタルタトゥーという言葉は、2013年2月に米国カリフォルニアで行われた「TEDカンファレンス」という講演会で、ITベンチャー企業の役員が提唱した。インターネット環境が進歩、普及するなかで、Web上に記録されたデータは、書き込んだユーザーが死んだ後も消えることがないことから、「人間は不死になった」という表現で紹介されている。

例えば、TwitterやFacebookなどへの能動的な投稿や、Web閲覧履歴や検索エンジンの検索履歴といった自動的に記録されていく情報など、ユーザーの現実世界での行動がデジタルデータとして記録され、これがログとして蓄積され続ける。ユーザーが一切、デジタルタトゥーを刻まずに生活することは困難になってきていることが指摘されている。

また、Web上の発言などをきっかけとした「炎上」「祭り」などが後を絶たない。不適切な発言を行った発言者のプライバシーが暴かれることに加え、様々なネット上の媒体に情報が拡散し、Webに投稿した画像や発言などのログが、発言者本人の意思とは関係なく永久に残り続ける問題が専門家などにより指摘されている。

こうしたリスクに対応するために、プライバシーを秘匿化するための技術や、ユーザーが節度をもってインターネットを利用するためのモラル教育の整備などが求められている。

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