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粋でいなせなIT江戸日記 日立ソリューションズ 大江戸セキュリティ戯画 第三幕 八九団参上編!

第三幕 第五話 『ダンゴ・ハッキング』(1/3)

ドジヒコ 「...以前こういうので痛い目を見たけど、今はセキュリティ対策からくりが入っているから大丈夫だもんね~」

ドジヒコ 「...なんだよぅ。お金取るのかよぅ。
でも一〇文も出してだまされたら嫌だもんなぁ」

ドジヒコ 「さてと、腹も減ったし、飯でも食ってくるかな」

アネサン 「今日は何をしているんだい?」

デッパナ 「くっくっく...。この電網頁を使って、情報収集をしようかと...」

アネサン 「効率的にお金をかせぐ方法? ...それは興味があるねぇ」

デッパナ 「アネさん、これはあっしが用意した、悪意のからくりを仕込んだ電網頁ですぜ」

アネサン 「そうなのかい? で、これをどうするんだい?」

デッパナ 「くっくっく...。細工は流々、仕上げを御覧じろってね」

バグキチ 「ウキーッウキーッ!(デッパナの兄貴、なんかかっこいいキー!)」

アネサン 「んふふ...。楽しみにしているよ」

ドジヒコ 「キチエモンさ~ん、何か用事があるって?」

キチエモン 「ああ、ドジヒコか。いや、実は頼まれて欲しい仕事があってね」

ドジヒコ 「なんだい? 何でも言っておくれよ。どんな仕事でも請け負うのが『便利なよろずや』だよ!」

キチエモン 「いやなに。久しぶりに改心の逸品ができたんでね、来週あたり大々的に売り出そうと思うんだよ。
そこで、おまえさんにチラシを作って欲しくてね」

ドジヒコ 「ふーん、おいら、チラシを作ればいいのかい? いいよ!
...じゃあ手付けとして、その逸品をひとくち~...」

キチエモン 「ははは。そりゃだめだ。試作品は全部俺の腹ん中だ」

ドジヒコ 「なんだぁ、ざんねんだなぁ~。
でも、その団子がなきゃ、写真だって取れないし、チラシなんかできないよ?」

キチエモン 「大丈夫。写真は何枚も取って、この電算箱に保存してあるからな。
ドジヒコ、小型記憶棒持っているかい?」

ドジヒコ 「ん? あるよ。...はい」

キチエモン 「はい。これ。...くれぐれも、誰にも見せないように。
もし、誰かに見せたりしたら、...チラシのお代は払わねぇからな?」

ドジヒコ 「わかってるよぅ。絶対に他人には見せないよぅ」

キチエモン 「ははは。じゃ、宜しく頼むぜ!」

アネサン 「で、昨日の電網頁は、どうなっているんだい?」

デッパナ 「へぃ、今までに何人か見に来ていやすね。ま、はじめはこんなもんでしょう」

アネサン 「そんなにのんびり構えていて良いのかい? ...ところでさ、電網頁にしかけた悪意のからくりってのは、どういうのなんだい?」

デッパナ 「へぃ。あの悪意のからくりは、感染した電算箱の中の情報を、ここに送ってくるってぇ代物なんでさぁ」

アネサン 「んふふ...。なるほどね。で、首尾はどうなんだい?」

デッパナ 「くっくっく...。早速、江戸の皆さんが溜め込んでいる情報が届きはじめておりやすぜ」

アネサン 「で、何か金儲けできそうなネタはあったのかい?」

デッパナ 「もちろん。たとえば...これは材木問屋数社が、材木の価格を談合してつり上げてるってぇ証拠だったり...」

アネサン 「おやおや、悪いやつらってのは、どこにでもいるもんだねぇ...」

デッパナ 「あとは......ん? 「団子の調理方法」? 「改心の逸品」。こりゃぁ団子屋キチエモンのとこから来てますな。ご丁寧に『極秘』と書いてありやすな」

バグキチ 「キーウキー!!(団子! 団子食べたいキー!)」

アネサン 「じゃ、まず手始めに、この団子の調理方法を、競合店に高く売りつけようかねぇ」

デッパナ 「材木問屋の方を強請(ゆす)って、ガラの悪いやつらが出てきたら困っちまいますしね」

アネサン 「ほんとだよ。あんた、そういう時に役に立たないんだから。さ、とっとと隣町の団子屋に情報を売りつけてきな!」

デッパナ 「へーい」

スケハチ 「キチエモンさん、こんにちは~」

キチエモン 「...いらっしゃい...」

スケハチ 「あれ? 元気ないですね。どうしたんですか?」

キチエモン 「実は、みたらし屋が...」

スケハチ 「えっ、...もしかして、また、みたらし屋でキチエモンさんの団子が!?」

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