1月は報告件数減少も、Amazonをかたるフィッシングの割合が高い状況が続く

1月は報告件数減少も、Amazonをかたるフィッシングの割合が高い状況が続く2月4日、フィッシング対策協議会は、2020年1月の月次報告書を公開した。

これによると、フィッシング報告件数は6,653件となり、前月(8,208件)より1,555件減少した。また、フィッシングサイトのURL件数は2,366件で、こちらは前月より188件の増加。そして、フィッシングに悪用されたブランド件数は58件で、こちらは前月から9件減少している。

1月は、12月と比べ1,500件以上報告件数が減ったが、これは主にAmazonやクレジットカードブランドなどをかたるフィッシングの報告件数だという。

しかし、依然としてAmazonをかたるフィッシングの割合は高い状況が続いている。そのほかにも、AppleやLINEなどをかたる手口も依然として多くの報告件数が確認されている。

また、楽天やクレジットカードブランドなどをかたるフィッシングの報告も続いており、12月に一旦、終息したかに見えた大手銀行をかたるフィッシングも確認された。

そして、「ブラウザ意見調査」などの名目で、スマートフォンなどが当選したと誤認させ、個人情報やクレジットカード情報などを詐取しようとする手口が、12月に引き続いて確認されている。盗まれた情報が悪用されると、意図せず月額料金が課金される有料サービスに契約されるなどの可能性があるという。

一方、報告数は減少したものの、URL件数は増加した。この理由について、同協議会では、短時間で誘導先のURLを次々と変えるフィッシングの報告が増えている点を挙げている。

同協議会では、ログインを促すような文面のメール、SMSを受信した場合は、メールに記載されたURLを安易にクリックせず、ブックマークした正規のURLからアクセスするよう注意している。そして、クレジットカード情報や携帯電話番号、認証コード、口座情報、ワンタイムパスワードなどの入力を要求された場合は、入力する前に一度、立ち止まって考えることを呼びかけている。

そして、フィッシングかどうかの判断に迷うメールや、不審なメールを受け取った場合は、各サービス事業者の問合せ窓口や同協議会まで連絡するよう呼びかけている。

2020/01 フィッシング報告状況(フィッシング対策協議会)
あなたのパスワードが狙われている!フィッシングの被害を防ぐための4つのポイント(今すぐ見直したいセキュリティ対策)
「人の脆弱性」が悪用される! メール等の安全な取扱いのポイントについて聞いてみた(辻 伸弘のセキュリティ防衛隊)

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