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セキュリティめがね 第1回 新社会人のセキュリティ常識心得

基本から実践まで、見えてくるコラム セキュリティめがね

 情報セキュリティに限った話しではありませんが、ルールとして決まっていることは守らなければなりません。もちろん、ルールは会社の規則だけではなく、法令遵守も含まれている話です。また、ルールとして決まっていないことでも、マナーは守るべきです。


・ルール:法律や会社の規則
・マナー:態度や振る舞い

 新社会人としてこれから活躍するあなたは、まだ法律や勤める会社の規則といったルールをよく知らない時期かもしれません。法律や会社の規則には多くの禁止されている行為や制限されている行為があります。もし、ルールに違反したとき、ルールを知らなかったといって責任を逃れられるものではありません。情報セキュリティに関する法律違反になれば、最悪には数年間の懲役や数百万円にのぼる罰金の刑罰を受けます。そうなったら、会社は当然クビになってしまい、その後の人生はお先真っ暗です。
 ルールをすべて覚えるのはこれからだと思いますが、大きく逸脱してしまう前に情報セキュリティに関係する次の3つの基本的なルールぐらいは知っておき、うっかり情報漏えいしてしまうことがないようにしましょう。

・会社のことをブログやSNSに書かない
・会社のデータを自宅などに持ち出さない
・勝手にアプリケーションをインストールしない


■会社のことをブログやSNSに書かない
 あなたが会社に勤め始めると、他の人がまだ知らない新製品や新サービスの情報なども先に手に入れることができるでしょう。憧れの企業に勤めることができた方などは、特にそういった情報を先に得られることを喜んでしまうかもしれません。
 
 日々あった出来事や、あなたが考えていることなどをブログやSNSに書いている方も多いのではないでしょうか。社会人になる前までは、気軽に何でも書いていたかもしれませんが、組織の一員となるとそうはいきません。
 ビジネスでの秘密や商慣習として話してはいけないこと、秘密保持契約などによって話してはいけないことなど、人に話してはいけないことが多々あります。もし話してしまうと、場合によっては責任を問われることになるでしょう。
 
 情報漏えいだけでなく、談合といった他の犯罪行為にもなりかねませんので、"会社のことをブログやSNSに書かない"、これを基本的なルールとして考えるようにしておきましょう。
 これはオンラインだけのことではなく、社外の友達に話したり、電車やエレベータ、居酒屋などで大声で社内のことを話してしまったりということも含まれます。
 
 
■会社のデータを自宅などに持ち出さない
 新社会人のあなたは希望に燃え、熱意を持って仕事に取り組もうとすることでしょう。学生時代には徹夜でレポートを仕上げた経験がある方もいるのではないでしょうか。
 
 仕事に早く慣れようと熱心に仕事をこなそうとすることはよいことです。しかし、仕事の続きを自宅に持って帰ることまでは、しないでください。心の健康によくありませんし、資料やデータの持ち出しには、次のような問題もあります。
 その資料やデータは、紛失してしまっても大丈夫なものですか。電車に置き忘れたらどうしますか。自宅のパソコンから情報漏えいしてしまったらどうしますか。その責任をあなたは取ることができますか。責任とは、法律違反にもなるものです。
 
 仕事のことを自宅で考えたり、仕事に繋がる勉強をすることは問題ありません。ただし、"会社のデータを自宅などに持ち出さない"、これを基本的なルールとして覚えておきましょう。
 もし、どうしても持ち出す必要があると考えた場合には、必ず上司に持ち出しても良いかどうかの許可を取ってからにしましょう。
 
 
■勝手にアプリケーションをインストールしない
 業種によりますが、新社会人のあなたにも早速パソコンや端末が割り当てられることもあります。学生時代にパソコンを使いこなしていた方は早速その環境を使いこなすことでしょう。
 
 これまで自宅などで慣れたデスクトップ環境でないと作業しにくいとか、あのアプリケーションがないとやりにくいということがあるかもしれません。しかし、会社の環境であなた好みのアプリケーションをインストールするのは少し待ってください。
 
 会社によっては自由にアプリケーションをインストールしたり、使うことが禁止されていることもあります。アプリケーションによっては、外部に通信をするものもありますし、社内のファイルを外部に送信できるものなどもあるので、そこから情報が漏れてしまうことも考えられます。
 用意されたもの、会社から許可されたもの以外、"勝手にアプリケーションをインストールしない"ことも基本的なルールとして覚えておきましょう。どうしても必要なものや使いたいのであれば、許可を取るかお伺いを立てておきましょう。


■その他、セキュリティ常識心得
 セキュリティの常識として、新社会人だからと言うわけではなく誰でも守っていただきたい心得もあります。挙げ始めるとキリがありませんが、少なくとも次の3つぐらいは会社でも自宅でも守るようにしましょう。

 ・心当たりのないメールの添付ファイルを安易に開かない
 ・OSやソフトウェアを最新安定版に更新、セキュリティパッチを適用する
 ・Winnyなどのファイル共有ソフトを使用しない


 会社組織に所属すると、学生のとき以上のルールに縛られて窮屈に感じることもあるかもしれません。しかし、それは束縛するためではなく、あなたが社会に迎え入れられたから責任ある行動を取ることを自覚しなさいということなのです。
 社会は決められたルールやマナーを皆が守ることで成り立っています。ルールやマナーを守った上で仕事をうまくこなしていきましょう。

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