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これも一種の「デマウイルス」?−mixiバグ悪用騒動−

厳密な意味でのデマウイルスとは違いますが、不特定多数の人々の間を伝播して情報が増殖していく点で、一種のデマウイルスとも言えるような騒動がありました。

「mixiの裏技」でパニック バグ悪用でデマ出回る(ITmedia)

「他人のページに『足あと』を残さずに訪問できる裏技がある」――SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)「mixi」で11月5日夜、こんなうわさが流れた。だがこの“裏技”を実行すると、他のユーザーが自分のページにアクセスできなくなってしまう不具合が起きる。原因はmixiのバグ。一部ユーザーが実際に実行してしまい、一時パニックに陥った。運営元のミクシィは11月6日未明にこの不具合を修正し、今は騒動は収まっている。

記事によると、情報の内容は、ある特定の設定をすれば、「足あと」(自分が他人のページにアクセスしたことを知らせるログ)が相手から見えなくなったり、他人が公開範囲を「友人限定」で設定している日記を、友人でなくても読めるようになるというものでした。

実際は、書かれた通りにこの設定を行うと、全ユーザーが自分のアカウントにアクセスできなくなる不具合が発生するという悪質なもの。つまり、情報内容は何の根拠もない「デマ」だったというわけです。なお、不具合自体はmixiのバグで、現在は修正済みとのことです。

投稿を信じて設定を行ってしまったユーザーの一部はパニックに陥り、コミュニティーの掲示板で対策について情報交換した。だが、掲示板上にも悪質なユーザーが出現。修正法と称して、コマンドプロンプトからCドライブをフォーマットする方法や、ドライブ内の全ファイルを削除する方法などを紹介する悪質な書き込みや、ブラウザクラッシャーやトロイの木馬のURLを「対策ページ」として貼り付けるなどのケースもあった。

こういう風に、対策法を示すふりをしてさらに悪質な指示が重ねて書き込まれる可能性がある点も、注意したいところです。

mixiでは、チェーンメール化した日記に関する事件が続いています。

こうした騒動の背景には、信頼できる知人経由の情報はつい鵜呑みにしてしまうというSNS参加者特有の心理があるようですね。

ネット上では常に、情報が信頼できるものかどうか、慎重に見極める振る舞いが必要です。

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