1. 情報セキュリティブログ ホーム
  2. セキュリティニュース
  3. 米国で急増する携帯電話向けマルウエア

米国で急増する携帯電話向けマルウエア

米国の調査会社が、2007年は携帯電話を使った金融などのネットサービスを標的にした、個人情報や金銭などの詐取が増えるであろうと警告しています。

モバイルバンキングに注意――急増する携帯マルウェア(ITmedia)

 調査会社米TowerGroupは1月22日、携帯電話やスマートフォンなどをターゲットとした、携帯マルウェアに関する調査報告書をまとめた。同社は、2007年が携帯による預金や支払いプロセスをターゲットとした、ID盗難や詐欺が急増する年になると警告している。

 TowerGroupは、現在金融業界が提供しているモバイルバンキングなどのサービスは、携帯マルウェア対策が十分でないと指摘。現在すでに200種以上の携帯ウイルスが発見されており、その数は6カ月ごとに倍増しているとし、早急の対策導入を勧めている。

携帯電話をはじめとしたモバイル端末を狙うマルウエアの種類は、当ブログでも紹介したとおり(→参考記事)、昨年半ばの時点で既に200種類を超えていたというニュースもあり、いずれにしても急増傾向にあることは間違いないようです。

日本の携帯電話も、ICカードを搭載するなど多機能化が進んでおり、料金振込みや電子マネー機能といった、金融サービスのための決済端末として、携帯電話をはじめとしたモバイル端末が利用されるシーンは、今後ますます増えてくるでしょう。

当然、日本でも、そうした携帯電話を狙って犯罪者が様々な不正行為を仕掛けてくることが予想されます。

上記記事では、モバイル機器をウイルス攻撃から守り、ウイルスが社内システムやデータベースに侵入する事態を防ぐための4つの指針を挙げています。

 1つは従業員間の携帯利用(ダウンロードも含む)に関するポリシーの策定。2つ目は利用している携帯キャリアに対し、監視機能と保護機能の導入を求める。3つ目は、現在PCに適用されているセキュリティポリシーに習い、私用携帯電話の業務利用を規制する。そして最後は、会社のセキュリティソリューションに沿って、ネットワークと端末の組み合わせを決め、導入の優先順位を定める。

企業全体で、早急に携帯電話のセキュリティ対策を考えなければならない状況にあるようです。

<参考記事>
モバイル端末を狙うウイルスが200種類を超える

関連キーワード:

ウイルス

スマートフォン

セキュリティポリシー

マルウエア

モバイル

携帯