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Googleがユーザーをウイルス扱いする!?

ロシアのセキュリティ企業Kaspersky Labがブログで報じたところによると、Googleで検索しようとしたユーザーが、ウイルスと疑われて検索を遮断される問題が起きているということです。

Googleがユーザーをウイルス扱い? Kaspersky Labが問題提起(ITmedia)

上記引用記事によると、問題の概要は以下の通りです。

 Kasperskyは英Inquirerのサイトに掲載された記事を紹介して問題を提起。この記事は「Googleにウイルス扱いされた」と述べ、Googleで検索しようとしたところ、検索結果が表示されなくなり、エラーメッセージが表示されたと伝えている。

 Googleのメッセージには「あなたの検索用語は、コンピュータウイルスやスパイウェアアプリケーションの自動リクエストと似ています。ユーザーを守るため、あなたのリクエストを処理できません」と表示されていた。

問題は、ユーザーがごく一般的な検索用語を入力したにもかかわらず、Googleの検索エンジン側に「特定のウイルスによる振る舞い」であると判断されたという点にあるようです。

どうやら、こうした問題が発生した背景として、記事が説明するところを要約すると以下の通りのようです。

・悪意のスパム送信者が送信先の電子メールやパスワードを探す目的でGoogleを利用している
・そうした作業を自動化するスクリプトを自らが操るボットからGoogle宛に送信している
・Googleでは疑いのある検索を攻撃者と見なし、一時的に遮断している
・ボットがプロキシサーバー経由でインターネットに接続している場合、そのプロキシが攻撃者と見なされる
・遮断の解除にはcaptcha(ユーザーが人間かマシンかを見分ける画像認証のこと)の文字入力が必要
・特定のプロキシが遮断された場合、誰かがcaptchaを解除するまで当該プロキシを使用するユーザー全員が遮断される


ユーザー側として一番大きな問題は、悪意の人間が不特定多数のパソコンをウイルスに感染させてボットとして操り、そこから大量のスパムを送信しているという事実です。

そしてそのスパム経由でウイルスに感染した新たなパソコンがボットとして増殖していくというスパイラルです。

悪意の人間にコンピューターを操られないように、マルウエアの感染には十分に気をつけましょう。

関連キーワード:

captcha

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