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携帯電話のセキュリティ仕様策定へ動き

携帯電話は今や、従来の音声通話に加え、インターネット通信、メール、デジタルカメラと多機能デジタル端末になりつつあります。それとともに、端末に記録された個人情報を保護する必要性は今後ますます高まっていきます。

米国の業界団体TCG(Trusted Computing Group)は、携帯電話向けにハードウエアのセキュリティ標準仕様を策定することを発表しました。

セキュリティ関連団体TCG、携帯電話のセキュリティ仕様策定を提案(ZDNet Japan)

TCGは、米Microsoft、米IBMや米Intelらがコンピュータのセキュリティ向上を目的として結成した法人組織の業界ワーキング・グループです。特に、携帯電話は上記のような機能に加え、近い将来は決済機能を備えた「財布代わり」になると言われています。その場合、端末のセキュリティ対策はさらに重要性を増すでしょう。

また、9/28(水)のエントリー「携帯電話からパソコンにウイルスが感染!?」でも触れたとおり、パソコンと接続する機会が増えることに伴う、ウイルス感染などの危険性も考慮する必要があるでしょう。今後の続報を見守っていきたいと思います。

なお、記事によれば、TCGは、携帯電話のハードウエアが、サーバー向けに設計されたセキュリティチップであるTPM(Trusted Platform Module)と同様の機能をサポートすることを要求しているとのこと。TPMは、セキュリティーやプライバシーを実現するための基本機能を提供するチップで、TCGの仕様書に定義されています(※)。また、規格案には、ユーザーデータの保護だけでなく、何らかの著作権保護の機能も盛り込まれるそうです。


(※)各々のコンピューターに搭載されたTPMは、別の端末に移行することはできません。また、TPMを外すとコンピューターは起動することができません。その意味で、TPMはそのコンピューターをそのコンピューターであると示す証になっています。

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