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メールは開く前に一呼吸−ボットに注意−

悪意のハッカー(クラッカー)は、パソコンを悪用することを目的にしたプログラム(=ボット)が添付されたメールを、不特定多数の第三者に送りつけてきますが、その文面は実に巧妙で、思わず開いてしまおうという風に細工されています。米国と英国の大学で報告された事例に関するニュースです。

「犯人の写真を送ります、心当たりは?」、大学生を狙った悪質メールが出回る(IT Pro)

ボットに感染したマシンは、「ゾンビマシン」と呼ばれ、クラッカーたちの思いのままに操られることになります。こうしたゾンビマシンが数百〜数千台集まった集合体のことを「ボットネット」と言います。ボットネットは、クラッカーが他のコンピューターへの攻撃を行うための仮想的なネットワークとして、スパムの踏み台に悪用したり、「フィッシング」などのように不特定多数のユーザーの個人情報を盗むのに悪用したりする場合もあります。

 出回っているメールの一例は、「1月25日に大学の敷地内で犯罪が発生した。監視カメラに犯人が映っている。メールに添付された写真を見て、犯人に心当たりがあれば当局まで連絡してほしい」といったもの。
 しかしながらメールの内容は虚偽であり、実際に添付されているのはボットの一種である。

これは大学をターゲットにした文面ですが、これが例えば、地域であったり、企業に置き換わる可能性は十分に考えられます。例えば、「セキュリティのアップデートを利用してください」という内容の文面のメールが、実は悪意のプログラムが添付されたメールかも知れません。

ボットの怖いところは、ユーザー自身が感染に気づかない可能性がある点です。日頃より、不審なメールは開かない、不明な添付ファイルは実行しない、ウイルス対策ソフトをマメに更新するといった基本的な対策を継続することが大切です。文字通り、メールは開く前に一呼吸置くことが大事ですね。

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