レジリエンスとは

レジリエンス(resilience)、またはレジリエンシー(resiliency)とは、「弾力」「弾性」「回復力」などの意(レジリエンシーはこれらが備わった状態、性質を表す言葉)で、ビジネス領域では、事業が停止してしまうような事態に直面した際に、被害の範囲を最小限に抑え、速やかに通常レベルの事業を継続できる能力を意味する。

近年、ビジネスの領域でも、自然災害やサイバー攻撃など、事業継続に影響を及ぼすリスクが幅広く認識される中で、リスク対応能力や危機管理能力を表す言葉として注目を集めている。

特に、サイバー攻撃や内部要因による情報漏えいなどのセキュリティリスクに特化した考え方は「サイバーレジリエンス」とも呼ばれる。

米国のポネモン・インスティテュートが実施した2018年度の「情報漏えいのコストに関する調査」では、全世界の情報漏えいの平均コストが386万ドルにのぼることがわかった。これは2017年度と比べて6.4%上昇している。

また、漏えいの原因として、日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)が発表した「2018年 情報セキュリティインシデントに関する調査報告書【速報版】」によると、最も多いのが「紛失・置き忘れ」(118件)で、誤操作(109件)、不正アクセス(90件)と続いている。

このようなサイバーリスクから事業継続性を確保する能力や仕組みがサイバーレジリエンスということになる。

多くの企業で災害復旧(DR)をはじめとする事業継続計画(BCP)の策定に取り組んでいる。自然災害以外にも、サイバーリスクなど、自社の事業継続にどのようなリスクがあるかを正しく見極めることが重要だ。

また、企業活動の多くは、自社単独で成り立っていることは少なく、多くの企業が関係するサプライチェーンを形成していることが多い。

その意味からも、自社の事業継続性を高めるためには、サプライチェーン全体でレジリエンスに着目してBCPを考える必要があるといえよう。


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