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IPAが「偽のセキュリティ警告」に注意喚起

IPAが「偽のセキュリティ警告」に注意喚起独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は、7月18日、「安心相談窓口だより」を公開し、偽のセキュリティ警告によって有償の「ソフトウェア購入」や「サポート契約」をしてしまう相談が増加しているとして注意を呼びかけた。

IPAが「偽セキュリティソフト」(詐欺的セキュリティソフト)の手口について初めて注意喚起を行ったのは2006年5月だ。「パソコンがウイルスに感染している」など、偽の警告画面を表示させ、最終的に有償ソフトウェアを購入させようとする手口については、増減はあるものの、継続して相談が寄せられているという。

また、2016年6月には偽の警告画面をパソコンに表示させ、画面に記載されている連絡先に電話をかけさせる手口についても注意喚起を行っている。そして、2017年の年末ごろより、上記2つの手口が組み合わされた手口について相談が寄せられるようになったとのこと。

IPAでは、被害に遭わないための対策として、改めて上記2つの手口について紹介し、対処例を示している。

両手口とも、Webサイト閲覧中に「お使いのコンピューターはウイルスに感染している」「Windowsのシステムが破損する」「○秒以内に対応しないとデータが全部削除される」などといったポップアップや警告画面が表示される。利用者を信用させるため、実在する企業のロゴが表示される場合もある。

しかし、IPAでは、「これらのセキュリティ警告ではいずれも実際のウイルス感染はなく、ポップアップメッセージなどを偽の警告画面として繰り返し表示させているに過ぎない」と指摘。対処法として、これらの警告画面を閉じることを挙げている。画面が消せない場合は、Webブラウザーを強制終了するか、パソコンを再起動するよう呼びかけている。

また、警告画面を信じて操作を進めてしまった場合は、「無料セキュリティソフトのインストールに誘導される」「有償版セキュリティソフトの購入とインストールを誘導される」というように、ソフトウェアをインストールするよう誘導される。この際に、氏名や電話番号、メールアドレスなどの個人情報の入力も求められる場合が多い。

そして、最終的には、購入したセキュリティソフトの使用を有効化するために電話をかけるよう促され、遠隔操作によるサポート作業や、有償サポート契約を交わすよう誘導される。

IPAによると、2018年7月5日時点で相談の多いセキュリティソフト等の名称は次のとおりだ。

・Auto Fixer Pro 2018(Windows)
・Auto Mechanic 2018(Windows)
・Speedy PC Pro 2018(Windows)
・Boost PC Pro 2018(Windows)
・Identity Protector(Windows)
・Smart PC Care(Windows)
・Advanced Mac Cleaner(Mac)
・Mac Keeper(Mac)

サポート業者は遠隔操作でパソコンの操作を行ったあと、その場で実施したサポートの作業費や、その後の年間サポート料金の契約を持ちかけてくる。こうした被害に遭わないために、自分が普段から利用しているセキュリティソフトの警告ではない場合、その警告は偽である可能性が高いことから、画面の指示に安易に従わないようIPAは呼びかけている。

そして、セキュリティソフトやサポート業者の信頼性が判断できない場合は、購入や契約は行わず、IPAの安心相談窓口や消費生活センターに相談するよう呼びかけている。

安心相談窓口だより(IPA)
偽の警告画面に注意、ソフトウェア購入やサポート契約の相談が増加(セキュリティ通信:So-netブログ)

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