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粋でいなせなIT江戸日記 日立システム 大江戸セキュリティ戯画

第一幕 第一話 『お江戸ウラ事情』

スケハチ 「なになに、セキュリティ問題で一番問題視されているのが内部からの犯行である。と。
操作や処理の失敗もこれに該当するわけだ...」

ドジヒコ 「やあ、旦那!今日も儲かってるかい?」

ヒコザエモン 「なんだ、ドジヒコ、今忙しいんだ。野暮用なら後にしておくれ」

ドジヒコ 「何言ってんだい、人に頼みがあるからって呼んでおいて!」

ヒコザエモン 「ああ、そうだった、隣町のよろず屋で、あれとこれと...それにあれも...」

ドジヒコ 「ちょい待ち、あれこれ言われても分かんないや!なんか紙に書いてくれ」

ヒコザエモン 「じゃあ、よろしく頼むね」

ドジヒコ 「なんだいこりゃあ?...あれ?知ってる名前がつらつらと...
ん、髪結屋のゲンさんはこんなに買い物してるのか、、あっゲンさんだ!」

「ゲンさん!着物を何着も買う金があったら、オイラにも少し貸してくれよ~」

ゲンさん 「え!それはおっかあに内緒にしているんだ!なんで知ってるの??」

ゲンさんの奥さん 「あんた~~!」

ひいっと逃げ去るゲンさんを横目に、ドジヒコは道行く顔見知りの町民たちに声をかけていく。

ドジヒコ 「キヨさん趣味のお稽古ごとまだ続いている?
こら、タケ!女物の帯買って、誰への贈り物だっ?
トメさん、結構歳くってたんだ!化粧が大変だね~。
あ、カンタ!役者を目指すのかい?やめとけ!」

困惑する町民たち。なんでドジヒコが知っているのかが解せない!

「......あ!この間越後屋さんに教えたあれか!」

ドジヒコはさらにおつかいの紙から、この町のアイドル、オツルちゃんの携帯番号を見つける!

ドジヒコ 「あ、オツルちゃんの電話番号だ! それでは早速と...」

オツル 「だれかしら? はいもしもし?」

ドジヒコ 「やあ、オツルちゃん!ドジヒコだよぉ!今日はいい天気だね~!これからオイラと...」

オツル 「もう!なんでドジヒコが私の番号知ってるのよぅ!
あの人だけには知られたくなかったのにぃ~!」

「越後屋さんに協力してあげたのに!恩をアダで返すとはどういうことだい!」

「そうよ!そうよ!町中筒抜けよ!」

「ヒコザエモンさん、どうしたんですか!?」

ヒコザエモン 「あっスケハチさん!
いや、ね、商売繁盛のためには顧客の心をつかむことが重要だと思ってね。
以前、お客さんにいろいろと書いてもらったんだよ。
趣味から家族構成、いま一番気になること、てな具合にね。
でも、このことはこの越後屋から漏れることはないはず・・・・」

「なんでドジヒコが知っているんだ!!」

ヒコザエモン 「わたしにはさっぱり・・・・」

ドジヒコ 「やあ、旦那!お待たせ~!...あれ? 」

「ドジヒコ!さっきはよくもバラしてくれたな!おかげで今日俺は飯ぬきだ!」

ドジヒコ 「ここに書いてあること言っただけだよ~」

スケハチ 「それはなんだい?」

ドジヒコ 「越後屋の旦那から渡されたおつかいの紙だけど?」

ヒコザエモン 「そんな~!裏紙にする紙の選別はちゃんとしていたはずなのに...
いや、もったいないからね。用が済んだ書類とかは裏紙として再利用していたんだよ・・」

スケハチ 「越後屋さん。なんでもかんでも裏紙として利用するのはキケンですよ!
不用になったとはいえ、一歩外に出ればそれは情報の塊なんですから。」

セキュアマル 「クゥ~ン 」

ヒコザエモン 「よし、わかった!この際、裏紙の山は断裁機(シュレッダー)にかけるとしよう!」

スケハチ 「え、ちょっとまって・・・・しっかりと選別って言ったのに~!」

ヒコザエモン 「もう大丈夫!・・・・・・あーーーっっ!」

スケハチ 「大丈夫ですかっ!?」

ヒコザエモン 「団十郎の色紙がーーーーっ!!」

ドジヒコ 「やれやれだ。」

セキュアマル 「ウォン!(お前が言うな!)」

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2010年9月30日以前に公開されたコンテンツについては、本文中の社名は当時のもの(日立システムアンドサービス)となっております。