情報セキュリティブログ ホーム > セキュリティニュース > P2Pネットワークを介して感染する「イカタコウィルス(タコイカウィルス)」の作者が逮捕される
Winnyなどのファイル共有ソフト(P2Pソフト)を通じて感染を広げる通称「イカタコウィルス(タコイカウィルス)」について、警視庁は8月4日、ウィルスの作者を逮捕した。
逮捕された容疑者は、同じく「破壊型」の「原田ウィルス」の作者として知られており、今回が2度目の逮捕という(逮捕時は執行猶予中)。
報道によれば、逮捕容疑は自作したウィルスをWinny上に流通させ、今年6月23日、ダウンロードして感染した北海道内の男性のパソコン内にあったデータファイルを破壊した器物損壊の疑い。
イカタコウィルスは、動画ファイルであるかのように拡張子が偽装された実行ファイル。ファイルをダブルクリックすると「P2Pソフトを使用するとCO2を大量に排出し、地球温暖化の原因になる」といったようなメッセージとともにタコやイカの動画が再生される。裏ではウィルスが実行され、パソコン内のファイルをタコやイカ、ウニといった魚介類の画像で次々に上書きするという。ひとたび上書きされたデータを元に戻すことは非常に困難であるという悪質なウィルスである。
同容疑者は、最初のウィルスを配布して以降、対策ソフト側で検出されないよう、巧妙に改変を繰り返していたという。
このように、ウィルス作成者はセキュリティ対策ソフトが検出できないようなにウィルスを改変する。セキュリティ対策ソフトを利用しているからといって、安心することができないのである。このようなウイルスの感染を防ぐ一番の対策はP2Pなど信頼できない提供元からファイルをダウンロードしないことである。
・「イカタコウィルス」作成者、2度目の逮捕、今回は器物損壊容疑初適用(知財情報局)
・「イカタコウィルス」9回改変 容疑者、対策ソフト回避狙う(日本経済新聞)
・「イカタコウィルス」摘発 ファイル破壊被害2万人(読売新聞)
・「自作画像なら捕まらない」=著作権法違反逃れ画策か-イカタコウィルス事件(時事ドットコム)
・ファイル共有ソフトを通じて感染するウィルス(通称「タコイカウィルス(イカタコウィルス)」)とは
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