情報セキュリティブログ ホーム > セキュリティニュース > 「ハリケーン関連ニュースを装う」スパムが現る
米国を襲った大型ハリケーン「カトリーナ」。メキシコ湾岸周辺のルイジアナ州、ミシシッピ州、アラバマ州に上陸し、甚大な被害をもたらしたのは記憶に新しいところです。
さて、この「カトリーナ」関連のニュース配信を装い、クリックしたWebサイトから悪意のソフトウエアを仕掛けようとするスパムが現れたというニュースが報じられました。
・「ハリケーン関連ニュースを装うスパムに注意」、英Sophos(IT Pro)
記事によると、電子メール内にWebサイトへのリンクが設けられており、それをクリックしてWebを閲覧すると、Windowsの脆弱性を突いて、パソコンにトロイの木馬などのマルウエアが送り込まれる仕組みです。
メールの件名は、
「Re: g8 Tropical storm flooded New Orleans.」(ハリケーンでニューオリンズが水浸しに)
「Re: g7 80 percent of our city underwater.」(市内の80%が冠水)
などの種類があるとか。
メールを受け取ったり、開いたりするだけで直ちに感染するものではないが、メール内のリンクをクリックすると、Webサイトへ誘導され、トロイの木馬への感染を試みられるという恐ろしいものです。感染すると、攻撃者にパソコンを乗っ取られ、好き勝手に遠隔操作できる状態になるため、注意が必要です。
当たり前ですが、「心当たりのないメールは開かない」「不審なリンクを不用意にクリックしない」ということを徹底しましょう。
なお、「カトリーナ」の被害について専門家は、ニューオリンズ市の復旧には数ヵ月、メキシコ湾岸の石油施設の復旧には数年を要するという見通しを発表しました。米国内のIT業界も、次々と寄付や募金などの被災者支援の動きを発表しています。
<参考記事>
・超大型ハリケーン「カトリーナ」:被害復旧に数年かかる見込み
・超大型ハリケーン「カトリーナ」:IT業界も被災者支援に乗り出す