情報セキュリティブログ ホーム > セキュリティニュース > 携帯音楽プレーヤーにウイルス混入
まさかと思うようなものが、コンピュータウイルス感染の媒介になるかも知れません。先日、携帯音楽プレーヤーにウイルスが混入しているというニュースが報じられました。
・携帯オーディオプレーヤー「Zen」にウイルスが混入、当該ファイルを開くと感染の危険(CNET Japan)
クリエイティブメディア社製の携帯音楽プレーヤーの一部に、ワーム型ウイルスが混入している可能性があるというものです。今や、急速に普及している携帯音楽プレーヤーですが、半導体メモリー型であれ、ハードディスク型であれ、プレーヤー本体に音楽ファイルを移すためには、パソコン側にあらかじめ取り込んだ音楽ファイルをコピーするやり方が一般的です。
あるいは、電源供給のために、USBインターフェースに接続するタイプの製品もあります。
つまり、利用するためには何らかの形で必ずパソコンと接続させる必要があるわけです。
今回、発見されたウイルスは、「W32.Wullik.B@mm」というもので、Outlookのアドレス帳に登録されている連絡先全員に自分自身を送信するタイプ。ダメージは低いものの感染力の高いウイルスということです。プレーヤーをパソコンに繋いだだけで直ちに感染するものではありませんが、ユーザーが誤って当該ファイルを開くと、パソコンがウイルスに感染する危険性があります。
本体にウイルスが混入した経緯については不明ですが、製造工程の途中で、機器のチェックを行う端末が、何らかの形でウイルスに感染していた可能性が高いとのこと。
パソコンにとっては、携帯音楽プレーヤーはいわば「外部記憶装置」の一つ。CD-Rやフラッシュメモリーなどと同様、中に入っている不明なファイルは不用意に開かないといった、慎重な対応が必要です。また、当たり前ですが、パソコンのセキュリティパッチの適用や、ウイルス定義ソフトの更新など、基本的なセキュリティ対策は怠らないようにしたいものです。
<追記>
9/1(木)現在で、実際にウイルスの混入が確認されたものが2台あったという続報です。