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2016(平成28)年上半期のネットバンキング不正送金被害額は約8.9億円と大幅減少(警察庁)

2016(平成28)年上半期のネットバンキング不正送金被害額は約8.9億円と大幅減少(警察庁)警察庁は、9月8日、2016年上半期のインターネットバンキング不正送金事犯の発生状況を公表した。これによると、発生件数は857件、被害額は約8億9,800万円と、件数は昨年下半期から117件増加していたものの、被害額は約6億3,200万円の減少となった。

これは、大口の法人口座の被害が減少したことと、とくに信用金庫・信用組合の被害額の大幅な減少が挙げられる。ウィルス感染端末の早期検知等の対策が功を奏しているとみられる。

一方、個人口座の被害額は増加傾向にある。被害額は約7億6,900万円と、総被害額(約8億9,800万円)の約86%を占めている。被害を受けた口座のセキュリティ対策実施状況をみると、個人口座では、被害を受けた口座の60.4%がワンタイムパスワードを利用していなかった。

ユーザーは、金融機関が用意するワンタイムパスワード2要素認証などのセキュリティ対策を利用するとともに、パソコンのOSを最新の状態に保つことや、最新のセキュリティソフトを利用して、マルウェアの定義ファイルを常に最新に保つようにする基本的なマルウェア対策、ログイン情報を盗み取ろうとするフィッシング対策を継続することが推奨される。

なお、不正送金先の口座は、中国人名義のものが約6割(60.9%)で、ほぼ横ばいとなっている。

平成28年上半期におけるインターネットバンキングに係る 不正送金事犯の発生状況等について(警察庁)
今年上半期のネットバンキング不正送金被害公表、個人被害の6割がワンタイムパスワード利用せず(セキュリティ通信:So-netブログ)
「人の脆弱性」が悪用される! メール等の安全な取扱いのポイントについて聞いてみた(辻 伸弘のセキュリティ防衛隊)
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