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IPAがスマートフォンの安全な取り扱いについて注意喚起

独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は、2011年7月のコンピュータウィルス・不正アクセスの届出状況を公開した。この中で、スマートフォンを標的にしたセキュリティの脅威が高まっているとして注意を呼びかけている。

ここ最近のIPAのウィルス届出の状況において、スマートフォン(特にAndroid端末)を狙ったウィルスが検出され始めている。3月以降にIPAに届出のあったスマートフォンのウィルス検出数をみると、3月4件、4月29件、5月6件、6月47件、7月1件で、その全てがAndroid端末をターゲットとするものだった。

これらのウィルスは全て、スマートフォン上ではなく、Windowsなどパソコンの環境でメール受信時などに検出されたものという。この理由として、IPAでは、(1)メールにウィルスを添付して、不特定多数に送信した結果、パソコンにも届いている、(2)Android端末用のセキュリティソフトがあまり普及していないために、スマートフォン上でのウィルス発見の報告がまだないと思われる、という2点の理由を挙げている。

ウィルスが添付されたメールをスマートフォンで受信した場合、特にAndroid端末の場合は、メール表示中の「インストール」ボタンを押すとアプリのインストールが開始され、ウィルスに感染してしまうことがある。スマートフォンがウィルスに感染すると、スマートフォン内のデータや位置情報等、個人情報を含む重要な情報が悪意ある第三者に送信されたり、悪意ある第三者にスマートフォンを乗っ取られて操られてしまう可能性がある。

こうした状況を受け、スマートフォンを安全に使用するための対策として、IPAは以下の6ヵ条を挙げている。

(1)スマートフォンをアップデートする
(2)スマートフォンにおける改造行為を行わない
(3)信頼できる場所からアプリをインストールする
(4)Android端末では、アプリをインストールする前に、アクセス許可を確認する
(5)セキュリティソフトを導入する
(6)スマートフォンを小さなパソコンと考え、パソコンと同様に管理する

スマートフォンの利用者は、パソコンと同様、まず利用している機種にどのようなOSが搭載されているのかを認識し、必要なウィルスなどへの予防策を実施することが必要だ。また、セキュリティ関連のニュース等にも注意を払いながら、安全に使用するよう心掛けたい。

ウィルス・不正アクセス届出状況について(2011年7月分)(IPA)
スマートフォンのAndroid狙うウィルス次々発見〜安全対策実行を(so-netセキュリティ通信)
今すぐ確認したいスマートフォンを安全に使うための5つのポイント(セキュリティ虫めがね)

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