情報セキュリティブログ ホーム > セキュリティニュース > カトリーナ被害に乗じたオンライン詐欺師が起訴される
世間の耳目が集まるところには、必ずそれにつけ込んで不正に利益を得ようとする人間が現れます。米国でハリケーン「カトリーナ」の被災者救済を装い、ウェブで約4万ドルを集めたフロリダ在住の男が米国時間10月3日、詐欺罪で起訴されました。「カトリーナ」に関連するオンライン詐欺で告発された例としては初のニュースです。
・ハリケーン被害に乗じたネット詐欺で初の起訴--被災者救済を装い4万ドルを集める(CNET Japan)
記事によれば、この男、電子メールや自分で立ち上げたもっともらしいウェブサイトを使い、2日間で約50人の善意の人々から義援金をだまし取ったということです。サイトでは「自家用機でルイジアナへ医薬品を運んだり、子供や病人を避難させる手伝いをしたと主張していた」とのこと。
9/8(木)付のエントリーでは、「ハリケーン関連ニュースを装うスパム」について紹介しましたが、このように多くの人々の注目を集めたり、善意が高まるような出来事が起こると、必ずそれにつけ込んだ、数多くの詐欺行為や不正な攻撃が発生します。
そのこと自体は、まったく卑劣な行為であると言うほかありません。私たちとしては、そうしたオンライン上の不正行為の性質を理解したうえで、見覚えのない差出人からのメールは開かない、添付ファイルを保存したり開いたりしない、メールに個人情報を返信しない、事実を確認しないままお金の振込みに応じないなど、冷静に行動する必要があるでしょう。