迷惑メールが生誕して30周年

単なる宣伝からウイルス拡散、インターネット詐欺のツールに悪用される迷惑(スパム)メール。米マカフィー社や英ソフォス社などのセキュリティ対策企業によると、今年の5月初旬で迷惑メールが初めて出現してから30年が経過したということです。

「最初はコンピューターの売り込みだった」、迷惑メールが30周年(IT Pro)

記事によると、最初の迷惑メールは1978年5月3日、米ディジタル・イクイップメント社(DEC)の営業部門の代表者が送ったものとのこと。メールの内容は、同社の新製品「DEC-10」を宣伝するメールで、インターネットの前身である「ARPANET」の全ユーザー393名に送られたということです。

不特定多数のユーザーに大量送信される本格的なスパムが出現したのは1994年のこと。それ以降、内容も単純なテキストだけだったものが、画像が添付されたり、別のファイルが添付されるなど、いわゆる対策ソフトのフィルタをくぐり抜けるように複雑化、高度化しました。

さらに、様々なマルウエア拡散やフィッシングなどの不正行為のツールとして悪用されています。

 迷惑メールがなくならないのは、迷惑メールが広告として機能しているため。ソフォスのアンケート調査では、回答者の11%が、迷惑メールで宣伝された商品を購入したことがあると答えた。

ソフォス社は、こうした迷惑メールを撲滅するためには、メールに記載されたリンクをクリックしたり、記載された情報で商品やサービスを購入したりといった「メールへの反応」をやめることが重要だと指摘しています。

差出人に心当たりのない、内容の不明なメールは開封せずに削除することが大切です。

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