情報セキュリティブログ ホーム > セキュリティニュース > IPAがワンクリック詐欺の相談件数増加に注意喚起
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は、情報セキュリティに関する2008年7月の届け出・相談状況を公表しました。それによると、いわゆる「ワンクリック詐欺(ワンクリック料金請求)」に関する相談が、1ヵ月で過去最多の457件に達したということです。
・「1ヵ月で457件」――「ワンクリック詐欺」の相談が大幅増で過去最多(ITPro)
ワンクリック詐欺とは、インターネットを悪用したオンライン詐欺の一種。Webサイトに置かれた画像やアイコン、リンクなどをクリックしただけで有料サイトに登録したとみなし、いきなり料金請求の画面が表示され払う必要のない料金を請求するというものです。
最近では、相手に後ろめたい心理を植え付けるよう、画像やポップアップウィンドウを複数回クリックすることで、料金を不正に請求するツークリック詐欺のように手口がより巧妙になっています。
記事によると、IPAに寄せられるワンクリック詐欺に関する相談件数は、2008年3月から再び急増に転じ、2008年6月には372件、2008年7月には457件と2ヵ月連続で過去最悪の記録を更新しています。
もし、架空の請求に遭遇した場合は、不用意に何度もクリックしたり個人情報を入力しないことが大切です。また、請求に対して料金を支払ったり、相手に連絡したりしないよう注意しましょう。
また、記事では「Flash Player」の脆弱性についても言及しています。これは、細工が施された悪意のWebサイトにアクセスするだけで被害に遭う危険性があるというもので、IPAでは、この脆弱性を悪用するウイルスを確認しているとのこと。
IPAでは、Flash Playerのプラグインなどを最新版にアップデートし、最新のセキュリティ状態を保つことを推奨しています(以下のリンク先を参照)。
<参考>
・コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況[7月分]について(IPA)