情報セキュリティブログ ホーム > セキュリティ用語解説 > SOPA / PIPAとは

2012年2月 7日 セキュリティ用語解説

SOPA / PIPAとは

SOPA(Stop Online Piracy Act) / PIPA(Protect Intellectual Property Act)とは、インターネット上の著作権侵害行為を取り締まるために2011年より米国議会で審議されている法案のこと。いわゆる「オンライン海賊行為防止法」などと呼ばれる。

著作権者の許可を受けずに複製されるデジタルコンテンツ、いわゆる「海賊版」の流通が問題となっている。SOPAおよびPIPAは、こうした著作権侵害行為を取り締まるため、著作権侵害を助長していたり、助長する可能性のあるWebサイトのドメインをブロックできるようにするものである。たとえば、Webサイト上に他人の著作権を侵害するようなコンテンツや書き込みがあった場合、当該サイトのドメインがブロックされ、アクセスできない状態にすることができる。

一方で、サイトのIPアドレスを入力してアクセスした場合はブロックできないため、海賊版の流通を事実上、止めることができないと実効性を疑問視する声があがっているほか、インターネットへの政府の干渉を認め、世界的な検閲への道を開くとして、GoogleやFacebook、Twitterなどのインターネット企業は、法案に懸念を表明している。ホワイトハウスは2012年1月14日付のブログで、法案を支持しない姿勢を示しており、法案の審議は、2012年2月まで一時中断している。

SOPA / PIPAに抗議し、米国時間1月18日には英語版WikipediaやRedditなどをはじめとする様々なWebサイトが、12時間から24時間程度、サービスを停止した。同法案は米国のものであるが、これが法制化されれば日本のWebサイト、ブログ、掲示板等にも影響を及ぼす可能性が考えられるため、審議の行方に注目が集まっている。

(英文)EFF(Electronic Frontier Foundation)によるSOPAの解説記事
緊急:アメリカ合衆国のインターネット検閲を止めろ(Urgent: Stop [U.S.] American censorship of the Internet 日本語訳)
インターネットのサービスやコンテンツを管理しようとする法案「SOPA」ってなんだ?(ライフハッカー[日本版])
Wikipediaなど18日に停止 SOPA/PIPA抗議で(Geekなぺーじ)
英語版Wikipedia、サービスを24時間停止 - はてなブックマークニュース(はてなブックマークニュース)

「K子の気になる!セキュリティつぶやき」を見る

お楽しみコンテンツ

  • 大江戸セキュリティ戯画
  • セキュリティ虫めがね
  • セキュリティいろはかるた
  • セキュリティ炎のコマ キャンペーン

注目のキーワード

iPhone版はコチラ
モバイル版はコチラ

バックナンバー

2010年9月30日以前に公開されたコンテンツについては、本文中の社名は当時のもの(日立システムアンドサービス)となっております。