リッピングとは

リッピング(Ripping)とは、DVDビデオや音楽CDのデジタルデータをパソコンに取り込む行為のこと。記録されているデジタルデータをパソコンで扱いやすいデータ形式に変換しファイルにすることで、このための専用ツールは「リッピングツール」「リッパー」などと呼ばれる。リッピングという言葉は、「かすめ取る、切り取る」といった意味の「Rip」に由来する。

リッピングを経たデータは、元のデジタルデータをそのまま処理したもので、理論上は音質等が劣化しない。このため、リッピングは実質的に複製を制作する行為にあたる。パソコン等に保存することによりデータのバックアップとして利用することができる一方、リッピングされたデータがインターネット上で不正に流通し、著作権を不当に侵害する事例が後を絶たない。いわゆる「コピーガード」という技術は、このリッピングを阻止するための著作権保護技術である。

2012年10月に改正された著作権法では、著作権保護技術が施された音楽CDやビデオDVD、ゲームソフト等を、リッピングする行為が新たに違法と規定された(ただし罰則なし)。なお、同法では、アップロードされたファイルが違法であることを知ってダウンロードする場合に、従来は罰則規定がなかったものが懲役2年以下または200万円以下の罰金が科されることが定められている。

セキュリティ用語辞典一覧ページへ

関連キーワード:

Ripping

リッピング

  • 総務省が手引書「一般利用者が安心して無線LANを利用するために」を公開
  • カテゴリートップへ
  • 三井住友銀行を騙るフィッシングに注意喚起